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ピアノとバイオリンのコンサート [2021年夏 バイロイト・ザルツブルク音楽祭]

今日はまた2021年のザルツブルク音楽祭のお話を。音楽祭は昨日で閉幕。そう言えば、初日以来コロナの話は聞いてないな…初日のあとに陽性になった人の近くにいた人も感染しなかったというし、今年も音楽祭では感染者なしかも。ワクチン完了証明または完治証明または検査陰性証明での入場、今後ヨーロッパでは定着しそう。

さて、この夏の旅行第8日目の8月3日、朝食はうちのドイツ人が好きなパン屋さんで。
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ここで茹で卵を頼んだのだが、それが運ばれてくる前に、卵屋さんが到着。たくさんの卵のケースを運び入れていた…パンを作るときに使う卵かな。写し忘れたけど、ゆでたまご、熱々で半熟で美味しかった。
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そのあと高台を少し散歩したのだが、その話は明日。

この日のちょっと遅いお昼は…
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肉屋さんで買った豚バラ肉のローストとポテトサラダ。先日の料理はこれを真似たもの。
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さて、この日は、もともとはマルタ・アルゲリッチのピアノとルノー・カピュソンのバイオリンの室内楽コンサートに行く予定にしていた。それが、一週間ほど前にアルゲリッチが体調不良でキャンセル。あらら残念。80歳だし、大丈夫かしら…で、代わりにイゴール・レヴィットという30代の男性ピアニストが出て、プログラムも変更に。
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うちのドイツ人が好きなベートーベンのクロイツェルソナタが新たに追加されていた。それはとても素晴らしくてうちのドイツ人は大満足していたのだが、例によってアンコールがあって、可愛らしい小作品が演奏され、せっかくのクロイツェルソナタの余韻がそがれてしまったとお冠だった。クロイツェルソナタを聞いてみたい方は、今回のコンサートと全く違う人たちのだけど、こちらをどうぞ。



仕方がないことだけど、男二人で何となく華の無い雰囲気…これがアルゲリッチだったらなあ…
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批評でも、ピンチヒッターによるコンサートだったので、それぞれが弾いているという感じで合奏になってなかったようなことが書かれてた。やっぱりリハーサルって大事なのね。一年前からプログラムを決めて呼吸を合わせていくんだものねえ。
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イゴール・レヴィットは2020年にベートーベンのピアノソナタ全曲コンサートをやっている。ソナタ第1番のリンクを貼っておく。



めぎの同僚(男性で歴史と宗教の先生)にイゴール・レヴィットの大ファンがいて、ものすごく羨ましがられた。が、めぎは数年前にもザルツブルクで彼のリサイタルを見たけど、そんなに感動しないのだ。ものすごく上手なことは確かなのだけど、どうしてかな…
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