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めぎ家の辺りの小さな被害 [小さな出来事]

今日から数日は、今のデュッセルドルフのお話を。

先日も書いたように、こちらでは今まで経験した事の無かった集中豪雨の長雨による広範囲にわたっての洪水が起き、まだ水が引いていないところも多々あれば、電気も水もなく携帯も通じないところも多々あるという状況。例を挙げれば、10年以上前にめぎが一年に何度も訪れてブドウの生育を観察したAltenahr(アルテンアール)という小さな町が壊滅状態になってて、そこは町の道路がなくなってしまったし、そのため住民はブドウ畑にも行けないのではないかと思われるし、物資を運ぼうにも道路も鉄道も流されちゃったし、水道の復旧にも何か月もかかるだろうという見通し(その話はドイツ語だけどこちらの映像をどうぞ)。
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さてめぎたちは、うちの近くを流れるデュッセル川はどんな状況なんだろうかと、数日経ってから行ってみたのだが…
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きっとどこか上流で水をストップしたのね。いつ止めたのかは分からないけど。
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川が流れているのは近くの小学校の敷地内。学校にも見たところ特に何の被害もなかった模様。
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そう言えば、日曜日の散歩のときも、デュッセル川の水が流れ込むこの池の水が引いていた。普段は島などないのだけど。
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さて、そのいつもの散歩コースで、新たなショック。
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ああ、切られちゃってる…
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ああ、きっと雨で倒れちゃったのね。それで危険だからと切られちゃったのね…もともと斜めにというか横に向かって幹が伸びていたのだが、地盤が緩んで耐えられなかったのだろう。根も傷んでいたのかも。
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この木、一か月に一度は撮っていた。これは5月の撮影。
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これは7月初め。
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それがこんな姿に。
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あああああ…と鷺も思っているかどうかは分からないけど。
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鳥たちは、浅瀬の池から貝らしきものを取って食べたりしていた。
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めぎ家の地下室の水が引いたので、大家にデータを送るために被害を撮影。おどろおどろしいめぎ家の地下室は、そんなに高くまで水が来たわけではないのだが、壁が濡れていた。
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めぎ家の地下室のドアを開けると、比較的軽いものが泳いだ跡があった。軽いと言ってもそれなりの重さがあるもので、ほんの30㎝程でも水の威力って凄いなあと改めて感じた。
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↑上の写真を写して水位と思われるところで目算で浸水30㎝かと思ったけど、どうやら15~20㎝ぐらいであとは壁と同じで染みていったのかも。ただ、一番下のワインは思いっきり水に浸かっていたみたいだわねえ。
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ワインに限らず、いくつかのものは捨てざるを得ないかもしれないが、とりあえずちょっと片づけは保留。外に出すには、大型ごみ回収の申し込みをしなきゃいけないしね。

それから天井に沁みてきた雨漏りはこちら。ここは屋根のすぐ下の部分。
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コロナの次はこれですか…というか、コロナも終わってないし、ああ。
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