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2017年8月5日の午後 [ザルツブルク 2017年夏]

現在、2017年のザルツブルクの話を連載中。

ちょっと最初に現在の話だが、つい先日めぎ家の近く(ケルンやボンやデュッセルドルフやヴッパータールやドルトムントなどがあるノルトライン・ヴェストファーレン州とその南のコブレンツやライン川くだりで有名なローレライのあるラインラント・プファルツ州)で集中豪雨による洪水があちこちで起き、めぎ家の地下室の水はもう引いたし30㎝程の浸水だったからたいていのものは助かってまあたいした被害はないのだが、現在までに約160人亡くなったし未だ広範囲にわたって水に浸かったまま、がけ崩れしたままのところだらけで(その様子はこちらこちらの写真をどうぞ…写真の上にカーソルを置くと出てくる右側の矢印→をクリックするとたくさんの写真が見られる)、しかもその雨雲が東に行ってバイエルン州とザクセン州でも同様な洪水を引き起こし、さらにザルツブルク近くのハラインという小さな町でも洪水が起き、ザルツブルク自体も現在かなり危険な状態に。その写真はこちらでどうぞ(サイトの少し下の方にある8枚の写真を矢印→クリックで)。ちょうど7月17日からザルツブルク音楽祭が始まったところで、このまま無事だといいけど。

さて、ブログは2017年8月5日のお話に戻る。ダッハシュタイン山塊のクリッペンシュタイン山からゴンドラで下に降り着いたのは13時頃だと思う。その後サクッと(と言っても1時間半かけて)車でザルツブルクに戻っためぎは、14時50分頃こんな写真を撮っている。
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15時5分にはこんな写真を。でも、ここでお昼を食べたわけではないようで…
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15時50分には宿で遅いお昼としたようだ。
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ザルツブルクっぽいのは、ちょうど3時ぐらいのところにある魚。これはニジマス。その他、9時のところにあるのがマグロのカルパッチョで、11時ぐらいの白いのはアーティチョーク、12時の黒っぽいのはギリシャのブドウの葉包みご飯、1時ぐらいの赤いのはエビチリ。
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それからちょっと休み、その日の夜は19時半からオペラを見に行った。ショスタコーヴィッチのLady Macbeth von Mzenskというオペラで、あらすじ等に関してはこちらをどうぞ。ヒロイン役の声がちょっと歳取り過ぎの気もしたが、内容と言い質と言い音楽と言い、十分楽しめた。ハッキリ言って、この音楽が凄くて、下手な演出よりずっと雄弁に物語を語っている。ひょっとすると、目を瞑って聞いていた方がシーンが鮮やかに浮かぶほどだ。
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雰囲気はこんな感じ。下の3枚はこちらから。
Festspiel1


と思ってよく見たら、めぎが見た日の歌手はこちらの方。初日とめぎの見た2日目の日がこの人で…
Festspiel2


もう一人の方はその後の3公演の担当だったようだ。どうして変わったのか、もともとそういう配役だったのかは調べてない。ただ、声は、もう一人の方だったら違う印象だったかもしれないな…
Festspiel3


上演中はもちろん撮影禁止だが、カーテンコールは黙認されている。館内撮影禁止という訳ではない。
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それからまた宿の近くでビールで乾杯し、その日の公演についてあれこれとおしゃべり。二人で行くのはこれがいいのよね~ザルツブルクの地ビール、めぎはちょっと濁ったのが好きで、うちのドイツ人はクリアな方。
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