2017年8月7日のこと [ザルツブルク 2017年夏]
今日からまた2017年のザルツブルクのお話の続きをどうぞ。
これは8月6日の朝。その日のことは先日もう書いたのだが、朝のこの写真を載せ忘れてた。
ほとんど一日雨のち曇りのち雨のち曇りのち雨のち…の繰り返しだったこの日、夜は雨が上がっていた。
次の日に期待したが、7日は…
曇りだった。
まあでも雨が降ってはいないので、散歩に出かけることにした。このとき朝の6時半。
ザルツァハ河の水位を見に行った。雨で結構多いし、濁ってるわね~と写した記憶。
ここ、先日の集中豪雨のときはこんな様子だった。この写真はこちらから。めぎが上の写真を写しているのは、下の写真の奥に見える橋の上。
ザルツブルクで洪水が起きたのは、調べてみると1899年と1920年の写真が残っている(こちら)。2013年と2002年にも今回のような危険水位に達したようだが、ギリギリで洪水を免れたらしい。2019年にも近くで非常アラームが鳴ったようだがそれはちょうどめぎがハルシュタットにいた時で、そうそうあのときすごい雨だったなあと思い出す…洪水に遭おうとは思ってもみなかったし、実際遭っていないけど、ある意味どこで何に遭うか、運命は紙一重だわね。これは1899年の写真。
さて、2017年の8月7日朝6時40分頃、若干青空が覗いてきていた。
この日の話はのんびりとつづく。
これは8月6日の朝。その日のことは先日もう書いたのだが、朝のこの写真を載せ忘れてた。
ほとんど一日雨のち曇りのち雨のち曇りのち雨のち…の繰り返しだったこの日、夜は雨が上がっていた。
次の日に期待したが、7日は…
曇りだった。
まあでも雨が降ってはいないので、散歩に出かけることにした。このとき朝の6時半。
ザルツァハ河の水位を見に行った。雨で結構多いし、濁ってるわね~と写した記憶。
ここ、先日の集中豪雨のときはこんな様子だった。この写真はこちらから。めぎが上の写真を写しているのは、下の写真の奥に見える橋の上。
ザルツブルクで洪水が起きたのは、調べてみると1899年と1920年の写真が残っている(こちら)。2013年と2002年にも今回のような危険水位に達したようだが、ギリギリで洪水を免れたらしい。2019年にも近くで非常アラームが鳴ったようだがそれはちょうどめぎがハルシュタットにいた時で、そうそうあのときすごい雨だったなあと思い出す…洪水に遭おうとは思ってもみなかったし、実際遭っていないけど、ある意味どこで何に遭うか、運命は紙一重だわね。これは1899年の写真。
さて、2017年の8月7日朝6時40分頃、若干青空が覗いてきていた。
この日の話はのんびりとつづく。
毎日が日曜日の4週目 [新型コロナウィルスのこと 2021年]
これは7月25日日曜日の撮影。晴れていたのが午後になってこんな雲が出てきて…
降り出した!結構激しい降りだったので、また水害が起きなければいいけど…とちょっと気になったが…
すぐにまた晴れた!(この後も雨と晴れを繰り返した。)
早いもので、6週間の夏休みも3週間が過ぎ、後半に入った。最初の2週間はそれなりに仕事したり勉強したりしたけど、3週目はちょこっと報告書を書いた程度でかなりのんびりだらりと過ごし、今や日曜日なんだか金曜日なんだか曜日が分からなくなりつつある。
この3週間にドイツのコロナはこのように推移した…まず、金曜日比較。左が学校の最後の日7月2日(金)→ 右がその3週間後の7月23日(金)の数。
新規感染者数: 649人 → 2089人
七日間指数(人口10万人当たりの七日間の感染者): 5.0 → 13.2
死者数: 69人 → 34人
ワクチン接種1回目終了: 55.6% → 60.4%
ワクチン接種完了: 37.8% → 48.0%
次に、比較的数の少ない月曜日比較。左が夏休みの始まった最初の月曜日7月5日 → 右が7月26日の数。
新規感染者数: 212人 →958人
七日間指数(人口10万人当たりの七日間の感染者): 5.0 → 14.3
死者数: 1人 → 3人
ワクチン接種1回目終了: 56.6% → 60.8%
ワクチン接種完了: 38.9% → 49.1%
七日間指数が毎日じりじりと上がり続けているのだが、でも3週間かけてまだ10台である。ドイツ、踏ん張ってるなあという印象。だって、お隣フランスは200近いし、オランダは260を超えてるし、イギリスは400以上なんだもの…ただ、七日間指数が10を超えて8日間経ったので、緩和レベルが1つ引き上げられて若干引き締めに入った。と言っても夏休み中のめぎの今の生活に何の変化もない。10以上35までの場合の引き締めというのは、例えば、ワクチンを打っていない人の集まりは5世帯までまたは100人まで、というような決まりである。足元のデュッセルドルフは42.6と次の線引きの35をすっかり超えて3日以上経ったので、そろそろ次の引き締めに入るだろう。例えば、ワクチンを打っていない人の集まりは3家族まで、または検査陰性の10人まで、レストランで食事をする場合屋内の席なら陰性証明が要る、とかである。が、ワクチン接種完了者には、マスク着用義務の場所以外に特に制限がない。ちなみにホテルなどの宿泊は、七日間指数が100まではワクチン接種完了か陰性証明があればOKである…という風に、ドイツではいつどんな措置になるか、法律で決まっている。その法律を決めるまでにかなり揉めたが、決まってくれたおかげで明日どうなるのかといちいち日々の数値で翻弄されずに済んで助かっている。こういう決まりも、今後の死者数や重症者数の数値の推移によっては、また変わるのかもしれないけど。
そんな中、バイロイト音楽祭が7月25日に開幕。大規模な水害の直後だからメルケルさんとか行くのかな~どうするのかな~と思っていたら、コロナでも芸術の世界をもちゃんとバックアップします!というメルケルさんなので、ちゃんとプルミエに出かけていた。そうか、バイロイト音楽祭鑑賞は余暇ではなく、仕事だものね。右側のカップルは、バイエルン州の知事夫婦。この写真はこちらから。
今年のバイロイトは、2000席のところ900席程度までに入場制限。それでもチケットがまだ若干売り切れていないそう。ワクチン接種完了か感染完治か陰性証明が必要で、そのために特別なチェックポイントを設け、そのチェックを開演1時間前までに終えなければ中に入れないのだとか。中ではFFP2マスク着用が義務。つまり、不織布マスクではだめで、日本で言うN95マスクが必要。ちなみにプルミエの「さまよえるオランダ人」はこちらで見られるのだが、日本でも見られるかな…?
一方、ザルツブルク音楽祭も絶賛開演中で、同じ25日にオフィシャルな開幕式があって、オーストリアの大統領が出席。ザルツブルクの方もやはりワクチン接種完了か感染完治か陰性証明が必要で、それだけのチェックを行うのだからと席数の制限はしていない模様で、しかもチェックした後はマスクも要らないということだったが、それで始めた初日の演劇で感染者が出てその周りの44名が自宅待機措置となったため、その後はFFP2マスク着用が義務となった。この写真はこちらから。
ドイツの七日間指数は上にも書いたようにまだ10台だし、オーストリアの七日間指数も28.4とまだ35以下なので、よほどのことがない限り音楽祭の終わる8月末までそれでなんとかなっていくのだろう。経済も回さないといけないし、ロックダウンで疲れた国民たちを休暇に行かせて満足させなければならないし(秋には選挙だし)、芸術界も支援しなければならないし。しかしドイツ、お金もつのかな…
あと3週間経ったら世の中どうなってるかな…
学校に空気清浄機を設置するとか、13歳以上の生徒にワクチン接種をするとかっていう話もちらちら話題になっているが、あまり3週間後のことは考えないようにしている。まあいつか何かが決まり、どう決まろうともめぎはそれに従って仕事するしかないのだ。
めぎ家リビングは絵を壁にかけ、本棚はまだ考え中だがそれなりに元通りになってきた。
日曜日、以前のようにリビングでブランチするのが嬉しい。
夜は、雨でバルコニーに座れない日も多いが、晴れているときにはその時間を満喫。夕食はいつも19時15分頃から。まだまだ明るい時間帯。
現在の日没は21時半頃で、一時期の22時半頃よりずいぶん暗くなった感があるが、それでも夕食後こうしてフルーツを楽しむ時間がたっぷり。これはドイツのサクランボ(日本で出回っているアメリカンチェリーではない)。
これは日曜日の例だが、毎日がこんな調子。いつか退職したらこんな感覚になるんだなあ…と思いながら、限りある休みをのんびり満喫。ああ、でも、もう4週目。こんな時間を楽しめるのは、またいずれ忙しくなると分かっているからなのかなぁ…
降り出した!結構激しい降りだったので、また水害が起きなければいいけど…とちょっと気になったが…
すぐにまた晴れた!(この後も雨と晴れを繰り返した。)
早いもので、6週間の夏休みも3週間が過ぎ、後半に入った。最初の2週間はそれなりに仕事したり勉強したりしたけど、3週目はちょこっと報告書を書いた程度でかなりのんびりだらりと過ごし、今や日曜日なんだか金曜日なんだか曜日が分からなくなりつつある。
この3週間にドイツのコロナはこのように推移した…まず、金曜日比較。左が学校の最後の日7月2日(金)→ 右がその3週間後の7月23日(金)の数。
新規感染者数: 649人 → 2089人
七日間指数(人口10万人当たりの七日間の感染者): 5.0 → 13.2
死者数: 69人 → 34人
ワクチン接種1回目終了: 55.6% → 60.4%
ワクチン接種完了: 37.8% → 48.0%
次に、比較的数の少ない月曜日比較。左が夏休みの始まった最初の月曜日7月5日 → 右が7月26日の数。
新規感染者数: 212人 →958人
七日間指数(人口10万人当たりの七日間の感染者): 5.0 → 14.3
死者数: 1人 → 3人
ワクチン接種1回目終了: 56.6% → 60.8%
ワクチン接種完了: 38.9% → 49.1%
七日間指数が毎日じりじりと上がり続けているのだが、でも3週間かけてまだ10台である。ドイツ、踏ん張ってるなあという印象。だって、お隣フランスは200近いし、オランダは260を超えてるし、イギリスは400以上なんだもの…ただ、七日間指数が10を超えて8日間経ったので、緩和レベルが1つ引き上げられて若干引き締めに入った。と言っても夏休み中のめぎの今の生活に何の変化もない。10以上35までの場合の引き締めというのは、例えば、ワクチンを打っていない人の集まりは5世帯までまたは100人まで、というような決まりである。足元のデュッセルドルフは42.6と次の線引きの35をすっかり超えて3日以上経ったので、そろそろ次の引き締めに入るだろう。例えば、ワクチンを打っていない人の集まりは3家族まで、または検査陰性の10人まで、レストランで食事をする場合屋内の席なら陰性証明が要る、とかである。が、ワクチン接種完了者には、マスク着用義務の場所以外に特に制限がない。ちなみにホテルなどの宿泊は、七日間指数が100まではワクチン接種完了か陰性証明があればOKである…という風に、ドイツではいつどんな措置になるか、法律で決まっている。その法律を決めるまでにかなり揉めたが、決まってくれたおかげで明日どうなるのかといちいち日々の数値で翻弄されずに済んで助かっている。こういう決まりも、今後の死者数や重症者数の数値の推移によっては、また変わるのかもしれないけど。
そんな中、バイロイト音楽祭が7月25日に開幕。大規模な水害の直後だからメルケルさんとか行くのかな~どうするのかな~と思っていたら、コロナでも芸術の世界をもちゃんとバックアップします!というメルケルさんなので、ちゃんとプルミエに出かけていた。そうか、バイロイト音楽祭鑑賞は余暇ではなく、仕事だものね。右側のカップルは、バイエルン州の知事夫婦。この写真はこちらから。
今年のバイロイトは、2000席のところ900席程度までに入場制限。それでもチケットがまだ若干売り切れていないそう。ワクチン接種完了か感染完治か陰性証明が必要で、そのために特別なチェックポイントを設け、そのチェックを開演1時間前までに終えなければ中に入れないのだとか。中ではFFP2マスク着用が義務。つまり、不織布マスクではだめで、日本で言うN95マスクが必要。ちなみにプルミエの「さまよえるオランダ人」はこちらで見られるのだが、日本でも見られるかな…?
一方、ザルツブルク音楽祭も絶賛開演中で、同じ25日にオフィシャルな開幕式があって、オーストリアの大統領が出席。ザルツブルクの方もやはりワクチン接種完了か感染完治か陰性証明が必要で、それだけのチェックを行うのだからと席数の制限はしていない模様で、しかもチェックした後はマスクも要らないということだったが、それで始めた初日の演劇で感染者が出てその周りの44名が自宅待機措置となったため、その後はFFP2マスク着用が義務となった。この写真はこちらから。
ドイツの七日間指数は上にも書いたようにまだ10台だし、オーストリアの七日間指数も28.4とまだ35以下なので、よほどのことがない限り音楽祭の終わる8月末までそれでなんとかなっていくのだろう。経済も回さないといけないし、ロックダウンで疲れた国民たちを休暇に行かせて満足させなければならないし(秋には選挙だし)、芸術界も支援しなければならないし。しかしドイツ、お金もつのかな…
あと3週間経ったら世の中どうなってるかな…
学校に空気清浄機を設置するとか、13歳以上の生徒にワクチン接種をするとかっていう話もちらちら話題になっているが、あまり3週間後のことは考えないようにしている。まあいつか何かが決まり、どう決まろうともめぎはそれに従って仕事するしかないのだ。
めぎ家リビングは絵を壁にかけ、本棚はまだ考え中だがそれなりに元通りになってきた。
日曜日、以前のようにリビングでブランチするのが嬉しい。
夜は、雨でバルコニーに座れない日も多いが、晴れているときにはその時間を満喫。夕食はいつも19時15分頃から。まだまだ明るい時間帯。
現在の日没は21時半頃で、一時期の22時半頃よりずいぶん暗くなった感があるが、それでも夕食後こうしてフルーツを楽しむ時間がたっぷり。これはドイツのサクランボ(日本で出回っているアメリカンチェリーではない)。
これは日曜日の例だが、毎日がこんな調子。いつか退職したらこんな感覚になるんだなあ…と思いながら、限りある休みをのんびり満喫。ああ、でも、もう4週目。こんな時間を楽しめるのは、またいずれ忙しくなると分かっているからなのかなぁ…
3か月の季節の移り変わり [小さな出来事]
今日もめぎの日曜日の散歩の風景から。何枚かは既にブログに出したのもあるように思うが、今日はテーマによって再編集。
毎年何度も撮っているからと今年写さなかった花がある。たまたまこの写真の左端に写っているこの白い花だ。5月の撮影。
7月の今、実が色づき始めている。ああもう秋?と思う瞬間。
ここでジャーマンアイリス?を写したのはつい先日だったような気がするのに…
これは6月の初めの撮影で…
7月の初めには…
秋を思わせるような花が咲いていた。
雑草なのか何なのか。
いろんなのがごちゃごちゃと。
↑この一枚、その前のと同じ場所で同じ時間に撮ったものなのだけど、カメラとレンズが違うと色合いも全然違うわね。ホワイトバランスの設定は同じなのにな。
6月には、菩提樹もいい匂いをまき散らしていたが…
7月には実になっていた。
7月に写したこの花も…
8月にはきっと全く異なる姿を見せてくれるんだろうな。
毎年何度も撮っているからと今年写さなかった花がある。たまたまこの写真の左端に写っているこの白い花だ。5月の撮影。
7月の今、実が色づき始めている。ああもう秋?と思う瞬間。
ここでジャーマンアイリス?を写したのはつい先日だったような気がするのに…
これは6月の初めの撮影で…
7月の初めには…
秋を思わせるような花が咲いていた。
雑草なのか何なのか。
いろんなのがごちゃごちゃと。
↑この一枚、その前のと同じ場所で同じ時間に撮ったものなのだけど、カメラとレンズが違うと色合いも全然違うわね。ホワイトバランスの設定は同じなのにな。
6月には、菩提樹もいい匂いをまき散らしていたが…
7月には実になっていた。
7月に写したこの花も…
8月にはきっと全く異なる姿を見せてくれるんだろうな。