凍り付いた日曜日

これは日曜日に用意したチョコレートケーキ。



2月14日ってそう言えばバレンタインデー。ドイツでは男性が恋人の女性に花（たいていは一輪の深紅のバラ）を贈る日。でもうちのドイツ人はバレンタインデーを祝う習慣などアメリカ的だと揶揄して何もしない（ドイツにはもともとバレンタインを祝う習慣がなく、戦後アメリカ兵から伝わったものだからだ）。めぎもここはドイツなんで何も用意してはいなかったのだが、日曜日のブランチのパンを買いに行ったパン屋さんでちょうどHerrentorte（直訳すると「男のトルテ」）というチョコレートケーキが売られていたので、チョコレート代わりにそれを購入、ブランチのテーブルに並べた。（買ったのは1つだけ。めぎは2口ぐらい分けてもらっただけで十分なので。）



Herrentorteとは、チョコレートでコーティングされて中に（チョコレート）クリームとスポンジが数段重ねになっているケーキのことで、これにアンズジャムが入ればあの有名なウィーンのザッハートルテ。これはもともとHerrentorteという名前のケーキで、特別にバレンタインのために売っているわけではなかったのだが、めぎ的にはHerrenと書かれたチョコレートがまさに日本風バレンタインのためにあるがごとくで、ちょうどよかったわ～♪と購入したのだった。結構甘さ控えめで美味しかった。それに、この日は今年初めて日曜日のブランチで間接照明のランプを使わずに食事。晴れているせいもあるけど、明るくなったのだ…照明無しでこんなに↑明るいなんて。太陽の光は少しずつ強く（つまり高度が高く）なってきているんだな。

さて、その日曜日の散歩は、やっぱり凍て付いていた。



一週間、ずっと雪景色だった。



今回はいつもの公園の池がどの程度凍ったかを見に行った。



そうでもないみたい。



まあ凍ってはいるのだが…



全面ではない。



どこまで凍っているのか見えにくかったが、あの鳥たちのいるところは…



トリミングして見ると、全部凍っているようだった。



公園の中は怖そうなアイスバーンだったので、中を歩くのはやめた。



外側の歩道も一部こんな風に凍っていたが…



ほとんどは真ん中に道がつけられていた。その細い道はからからに乾いていて、ホントに冷えてるんだなあと感じた。



池の氷は、遠くから見ると、面白い模様になっていた。



月曜日からそろそろ気温がプラスになるらしい。雨も降るようだし、こんな雪が消えるのは時間の問題かも。季節はまさに雨水になるんだわね。