冷え冷えのカーニバル2021

2月10日の朝、めぎは凍り付いていた…



パッと見、凍っているようで面白くてスマホをスクリーンショット。でもよく見ると雪ダルマみたいね。



↑これはめぎがいつも見ているWDR（ドイツ西部放送）のアプリ画面で、デュッセルドルフの天気予報がマウスの服装で表示される。凍り付いた雪だるまマウスを見るのは初めて。朝9時過ぎの画面だが、76kmも渋滞なのは、雪とアイスバーンのため。

土曜日の夜中に降った雪は日曜日も月曜日もそのまま残り、月曜日はさらに雪が舞っていた。いつもの水分多めのボタン雪ではなく粉雪で、風も強くて吹き溜まりの雪が吹き飛ばされて吹雪のようだった。火曜日からは晴れたのだが、ほとんど解ける様子もなく、さらに若干解けた雪が今度は道路に凍り付き、水曜日にはアイスバーン。これは水曜日の夜に見た週間予報。まだしばらく寒さが続くみたい…余談だけど、今はスマホでこんな風に日本語が表示出来て、日本語で書いたりもできて、ホント便利になったわよねえ…ドイツ語からの切り替えも簡単で、必要に応じて日本語にしたりドイツ語にしたりもできる。まあもう当たり前なんだろうけど、ホントこういうことにしみじみしちゃうめぎ。



次のスクリーンショットは2枚をパラパラで。まず木曜日の朝は、水曜日に見た時より気温が低かったのに（-12℃！）、雪だるまではなかった（帽子とマフラーと手袋とブーツ）。その日のトップニュースが顔に色を塗った子どもなのは、その日からカーニバルが始まるから。今年はコロナで全部中止だけど、今はちょうどカーニバルなのだ。パラパラのもう一枚の金曜日の朝のマウスは、-10℃なのにブーツ無し。眩しいって言っているみたい。トップニュースは、変異種感染拡大を防ぐために国境検査を強化し始めるという話。



さて、その金曜日の朝。ね、冷え冷えでしょ…



たしかに眩しい。でも、水曜日も木曜日も同じような天気で眩しかったんだけど。



この赤い車、ナンバーにEって書いているのでデュッセルドルフの人のではない。Eは近郊の街エッセンのことで、ひょっとしたらエッセンから車で来たけどアイスバーンで帰れなくなったか、雪道の運転が怖くてここに止めたままになっているのかも知れない…だって、ほら、車の上に雪が載ったまま。これ、日曜日か月曜日に降ったときのままってことだから。歩道の雪が消えているのは、解けたのではなくて、清掃されたから。人が滑って転ばないように雪が降ったら片付けるという役目を建物の1階の人などが負っていて（アパートの場合はその役割を担うためにそれを引き受けた人は賃料が安い）、月曜日や火曜日は凍り付いた雪を砕いて片付ける音があちこちから響いていた。



金曜日のマルクト市場は真っ白だった。歩道も雪を片付けなけっればこんな風になっていたはずなのだ。



なんだか広々寒々～



花屋さんは厳重装備。何を売っているのか中も見えない。外に置かれている緑のはグリューンコールと言って、これは寒さに強いドイツの冬の野菜。日本語でケール。



いつも買っている八百屋スタンドは来ていなかった。アイスバーンで来るのが遅れたのか、アイスバーンだから車を出せなかったのか、露天だとこの零下では野菜が凍っちゃうので店を出すのを諦めたのか、謎。



リンゴスタンドも来てなくて、そこにいつもは別の場所にあるスモーク系の魚のスタンドが立っていた。



めぎの学校は金曜日と来週の月曜日カーニバルでお休み。と言ってもカーニバルのパレードなどはすべて中止だし、今はロックダウンで休みと言ってもどこにも出かけられないし、人と会うこともできないし（1人までは会ってもいいけど、一緒に会食などしたくないし、レストランもカフェも閉鎖でどこにも行けないし、うちに招きたくもないし）、ただのんびりするだけ。ここのところちょっと忙し過ぎたので、この4日間はホント仕事を棚上げして写真でも現像したりレタッチしたりしてのんびりしたいと思っている。