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やってきた雪と水 [小さな出来事]

今日は旅行記を中断してこの日曜日の写真から。

ここ数日来るよ~来るよ~と注意が促されていたのだが、土曜日の夜から本当にトリスタンがやってきた…トリスタンとは今回の嵐の名前で(ハリケーンなどと同じで嵐に名前が付けられる)、冷え込みと雪をもたらすと。確かに冷え込み、昼になっても降ってるし、解ける気配もなく。
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そして、上の写真でもう気づいた方もいらっしゃるかしら…洪水がやってきた。先週めぎが立って写真を撮っていたところ(その話はこちら)はもう水の下。
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ここ、めぎ家から歩いて5分ほどの近場なのだけど、ラインの水量がますます増えている、もう河畔の一部は水没した、というニュースを読んでもこの一週間全く時間がなくて、日曜日の散歩を楽しみにしていた。どのぐらい変わったかなって。
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先日も書いたように、こちらの洪水はひたひたと数日かけてやってくる。一週間でここまで来たということだ。あの落書きの橋桁の向こう側にいたホームレスの人はどこに行ったかしら…
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先週は、右端の橋桁の下でホームレスの人がキャンプみたいなのを張っていたのだ。今は水で隠れちゃってるけど。
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あ、ここにいた!(右手前の布団みたいなものがあるところ)でも、水、また近づいて来てるわねえ…
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ドイツにも数は少ないがホームレスはいる。真冬は保護されることもあるようだし、食事が提供される場所があったり服などがもらえたりもするし、外で暮らし続けても一日13ユーロちょっとのお金がもらえたりするようだ。その事実について、マウスの番組で紹介されたことがあった。子ども番組でこういうこともこんな風に包み隠さず見せるということに、めぎはホント感動した。ドイツ語だけど、興味ある方はこちらをどうぞ。2回に分かれてて、2回目はその右のTeil 2をクリック。Obdachloserというのがホームレスという意味で、Erikが彼の名前。

しつこい説明写真だけど、先週の日曜日に人々が歩いたりジョギングしたりしていたところはこのように水没。
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でも、街に水が来るまではまだこれだけの高さがある。たぶん街が洪水になるところまでは行かないと思われる。
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向こう岸も、木々が水に浸かっているとはいえ、まだまだ広い河川敷に余裕があり、たぶん向こうの建物に浸水する心配はない模様。
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でも、水嵩が増したため、多くの船は通行禁止状態。これは警察の船。
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向こうから平らな船がやってきていた。あれは通れそうね。
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船が通ると波が立つので、例えばこういうところにいるとひょっとするとあれっと思うことが起こるかもしれないので、如何に急激な洪水ではないとは言え、要注意。
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先週よりはずっと人出が少なかった。この寒さと雪、今週木曜日ぐらいまで続く見込み。こんな時に学校がオンラインで良かった…
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