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約30年もののレンズで遊ぶ [カメラのこと]

これは12月25日の散歩で撮った写真。ピントは薄茶色の建物のバルコニー。
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これを撮ったのは、めぎがこの冬休みにこれで遊ぼうと新たに購入したこのレンズ。
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新しく買ったとは言え、新しいレンズではない。Fマウントのニコンレンズで、電子接点があるのでF値などの情報は記録されるのだが、1992年発売の古いもので…
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オートとマニュアルの切り替えができるようなのだがオートにしてもZ6ではAFは利かず、ズームレンズなのだがこれを回すのではなく直進させるようになっていて…
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直進というのは、こんな風に。
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そして、ちょっとこんなところに傷がついているがレンズは綺麗で写りに問題はないという中古。
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12月24日ギリギリに届けられ、その日から冬休み中ずっと楽しんだ。F2.8の望遠ズームは憧れで、それが300ユーロほどで手に入ったので、どの程度の写りなのか興味津々。部屋の中が暗いので、三脚を使用。三脚座がない望遠ズームレンズだが、アダプターが三脚座になっているので問題なし。

望遠端200㎜で絞り開放で近づくと、ちょっと甘い感じ。
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でもこういうのは…
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トリミングするとピントばっちり。
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夢の世界のような雰囲気が出せないかなあとあれこれ撮ってみた。
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明るく写すのもいいけど…
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ちょっと暗めも素敵かな。
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ちなみに手持ちもたくさん試してみた。レンズは手振れ補正がないが、カメラ本体の手振れ補正のおかげで明るい時間帯ならなんとか望遠端で近づいてもここまで撮れる。
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で、外に持ち出してみたわけだ。80-200mmF2.8の望遠ズームレンズ、重さはずばり1300g。アダプターも入れると1450gとなる。重いな~と思うが、Zマウントで新たに出た70-200mmF2.8は三脚座込みで1440gで、変わらないのだ。ね、ミラーレスが軽いなんて、ウソ。
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上のトリミングだが、手持ちでこれだけ撮れていれば十分でしょ…もちろん、最新のZマウントの70-200mmって凄いんだろうなあって憧れるけど、2500ユーロぐらいするからね…30年前のレンズならお値段はその10分の1なわけで、懐に非常に優しく、惜しげなくおもちゃみたいに遊べるという訳でもあるが、どうかなあ、このレンズ、買って良かったと言えるかなあ。
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F2.8って…
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昔のでもピントはシビア。これも上のトリミング。使いこなせるかなあ。
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ドイツは購入したものでも14日以内なら無料で返却することが可能なので、このレンズが要るか要らないか、他のと比べてみたりもしていた。どれも絞り開放&望遠端でピントをくるみ割り人形の目に合わせて撮影。これが買ったレンズ80-200mmF2.8で…
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これがシグマの古い150㎜F2.8マクロ単焦点で…
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これはニコンのFマウントの現行の70-200mmF4で...
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これはZマウントの望遠キットズームレンズで。
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参考に、80-200mmF2.8を一眼レフのフルサイズカメラD600につけて撮ってみた。D600ならAFがビュビュンと利く。つまり、AFが壊れているわけではなく、マウントアダプターがこのAFまではやってくれないということね。AFは意外と早い。そのビュビュンという音が大きくてびっくりするほど。さらに、久々のカシャッというシャッター音にもびっくりする。
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80-200mmF2.8の絞り開放望遠端はやっぱりピント甘いわね。みなさまだったら、この古いレンズ、どうします?返却?このまま購入?

そうそう、今日は1月6日で、このクリッペ(キリスト生誕ジオラマ)に三賢者を到着させなきゃね。これ、F8に絞って4秒で。そんな遊びができるのって、冬休みならではのこと。a4.jpg


これはF2.8だが0.62秒で、手持ちでは無理。群衆をぼかして、6日が来ても祝日でもなく通常に戻っている今のドイツを表現。国が違えば1月6日は祝日。
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今日1月6日で教員の冬休みはおしまいで、明日と明後日はオンラインで会議が目白押し。こうやってカメラで遊ぶのもそろそろおしまいかな…
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