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スマホで街を [2020年夏 ザルツブルク]

現在、2020年8月初旬のザルツブルクの話を連載中。

雨がやまないけどせめて食料品の買い物にでも行こうと(めぎはアパルトメントで自炊なので)、10時ごろ外に出た。カメラを持たずスマホだけで出て、気軽にパシャパシャと撮影。
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これは有名なモーツァルトクーゲルというチョコレートのお店。赤いのをよく見るが、本物と言うか、元祖はこの青いのだというのはザルツブルクに来たことのある人ならみんな知っているはず。赤いのと違ってあまりもたないらしい。10個入りのをうちのドイツ人へのお土産に購入。
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それからパン屋さんへ。めぎはいつもこのザルツブルクで一番古いというこのお店へ来る。1350年操業だとか。ザルツブルク市内に数店舗あって、美味しくて便利。
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この分じゃ今晩もビールは飲めそうにないな…ビアガーデンは雨で閉まってるし、コロナ対策でめぎは居酒屋やバーなどには入りたくないのだ。
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そんなに大降りではなくなってきてはいたけど、晴れる様子もなかった。
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それに、それまでの暑さはどこへやら、かなり涼しくなっていた。そういう予報だったので長袖とジーンズを持ってきていたし、ウィンドーブレーカーも着ていたが、8月3日だったのにもかかわらず、すっかり夏が終わったかのような雰囲気だった。
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買い物を終えて宿に戻り、買ってきた白ソーセージを茹でてお昼とした。白ソーセージは焼くのではなく沸騰しないようにして茹でて、皮を剝いて甘い味のマスタードをつけて食べる。これ、ちゃんと肉屋さんで作りたてを購入したもので、見た目はフーンという感じだけど、すごく美味しかった。
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ザルツブルク3日目の朝 [2020年夏 ザルツブルク]

今日からこの夏のザルツブルクの話の続きをしようと思う。楽しかった夏のことを思い出して、日々暗くなっていく秋の鬱々を吹き飛ばそうと。

前回までで2日目までの話が終了した。2日目の夜の話を書いたのが9月13日だから、もう1ヵ月半ぐらい中途半端のままだったのね。2日目までにザルツブルク音楽祭でめぎが見る予定の4演目のうち3演目を見終わってて、あとはオペラでもコンサートでもなく演劇。3日目の公演は夜遅いので、一日ゆっくり写真撮影して歩ける…と思っていたが、3日目は雨だった。
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せっかくテラス付きの部屋なのになあ…来る前から天気予報で崩れる予報だったのだが、こちらの予報は直前になってコロッと変わったりするのが常なのに、こんな時に限ってしっかり当たるなんて、ねぇ。

で、朝食は部屋の中で。
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宿の前の通りは車の通行禁止区域なのだが、朝は仕事車が通ったり駐車したりしてて、近くのホテルからこんな風に使ったタオルが車へ積み込まれたりしていた。クリーニングへ運ばれるのだろうな。
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車がずらりと並ぶ、朝だけの景色。これ、ちゃんと水平を取って撮ったのもあるのだけど、この斜めのがやっぱりいいような気がする。だって、めぎにはこう見えていたから。
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このとき朝の8時半頃なのだが、向かいの建物では既に始業していた。そこでは服を仕立てているようだ(デザインしたり縫ったりしているのが見える)。販売する店の方はまだ開いていないが、仕立ての方は8時には既に仕事開始している。
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本当は早朝から近くの山にでも行こうと思っていたのだが、行っても雲で景色が見られないだろうということで取りやめ。だからこうしてうだうだと宿にいるのだが、雨やまないかなあと思いながら、こんなのを何枚も写していた。
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今後旅行記はこんな調子でのんびりゆっくり進む。
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秋休み中の食事から [食べ物・飲み物]

冬時間になって一日経ったが、ほんの1時間でもかなり時差を感じる。冬時間と言うのは、昨日まで夜中の3時だったのを2時に切り替えるということで(アナログ時計は自分で針を戻さなければならないが、PCやスマホや今時の時計は自動的に切り替わるので何もしなくてもいい。カメラはめぎのカメラの場合自分で変える必要がある)、つまりこの日曜日は一日25時間で(その代わり3月の最終日曜日は一日23時間でつじつまが合うようになっている)、朝7時に起きたときは前の日まで8時だった時間だから十分寝たという気がしたし、今これを書いているのは16時過ぎなのだけど、そろそろ暗くなってきててもう17時過ぎのような気がして(実際昨日はこの時間は17時過ぎだったわけだからその感覚は正しい)、ええまだ16時なの~もう眠くなってきたんだけど、晩御飯までまだまだだな…とちょっと疲れを感じる。まあそのうちには慣れるのだが、切り替えから数日はそんな時差を感じるということである。

さて、この2週間秋休みだっためぎは、何度か夕食の支度をした。その中でも最も気合を入れてちゃんと「料理」した日がこの日。
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メインは茶わん蒸し。お出汁はチェコ人の友人からお土産にもらったSteinpilz(ヤマドリタケ)を干したので、チェコの自宅近くの森で自分で摘んだというもの。松茸に似ていていい食感でいい香り。また、アジアンショップに行ってちょっと大きめの、日本でおなじみだがドイツでは数少ない魚屋さんでもなかなか見かけないエビを調達して、一人3尾ずつ。そして、北海道風に銀杏の代わりに栗の甘露煮を入れてある。その国の甘露煮はいったいいつ日本から送ってもらった分からない古い物なのだけど、真空パックで美味しく保存されていた。三つ葉は買ってないので(アジアンショップにあったかもしれないが、確認していない)、緑色はネギで。久々の茶わん蒸しの優しい味、自分で言うのもなんだけど美味しかった。
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そして、そのアジアンショップで買った韓国産の梨(日本の梨に似ている)をデザートに。こちらの梨と全く違うシャリシャリ感がめぎは懐かしかったが、うちのドイツ人は「ダイコンみたい」と一つだけ。ま、おかげでめぎはあとの残りを全部食べられたけど。カキはドイツでもスーパーでメジャーに売っている。
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休みなんだからめぎ的には毎日夕食の支度をしてもいいのだけど、結局は2週間のうち4回ぐらいしかしなかった。と言うのはうちのドイツ人が、仕事の帰りが18時ごろになる日はめぎに作ってとお願いしてきたのだが、それより早いと自分で作りたいらしいのだ(彼は自営業なので時間に融通が利き、基本的に自宅で仕事してるし、外に出ても帰りが早い)。それに、ドイツ料理のみならずイタリア風やギリシャ風などの洋風も和食以外のアジアンもうちのドイツ人のレパートリーで、めぎ担当は和風だけなので、作れるものが本当に限られる。さらに、和食もドイツでは材料が限られ、めぎに作れるものも限られる。なにしろこちらでは魚を買うことがほぼできないので(めぎの徒歩圏内に魚屋さんはないし、スーパーにはスモークサーモンの他はフライ状にもう揚げるだけになったタラの冷凍食品ぐらいしか魚はない)、日本風と言うと肉を醤油味にするぐらいしか術が無いのだ。

で、結局は再び麻婆豆腐。
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あとの2回は、日本食材店で冷凍で売られていたウナギの蒲焼と、豚肉の生姜焼き。でもどちらも撮り忘れ。本当はこちらに紹介されているベトナムの揚げ春巻きを作ってみようと思って、レシピを購入までしていたのだが、ナンプラー買わなきゃ、きくらげをどうしようかな、代わりになるものはあるかな、などと考えているうちに秋休みが終わってしまった。まあまた時間のできたときに。

うちにいると昼もうちで食べることとなるわけだが、たいていは残り物をつまむかパンとチーズと言った感じ。これはマルクト市場で売っていたギャートルズ風骨付き肉を買った日。
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ものすごく大きいので、もちろん食べるときはこんな風に。豚の皮がカリカリと美味しい。
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また、新鮮な牛のタルタルを食べた日も。これは牛肉にしろ卵にしろ生で食べるので、信頼できる肉屋さんで買ったものをその日のうちに。一人150gの肉をオトナ食い。
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最後に、うちのドイツ人が作ってくれた夕食の中で、この2週間の最高ヒット作をご紹介。いつも買い物する金曜日のマルクト市場の肉屋スタンドで一か月に一度の仔牛を売る日に合わせて心臓を予約していたのだが…
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それをイチジクと一緒に煮込みにしてくれた。煮込みって結局こんな色になっちゃって美味しそうに見えないし、これじゃどれが一時くかもわからないが、手前と左の大きく丸いのが一軸で、カクカクしている小さめの切り身が心臓。マッシュポテトと一緒にいただいた。美味しかったわ~
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