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街の様子 [新型コロナウィルスのこと 2020年]

今日も光の眩しいデュッセルドルフ。
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こんなに晴天が続くのって、ものすごく珍しいこと。同時にとても乾燥していて、手がガサガサ…
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街はとても静かだ。なにしろこういう公園の遊び場で遊ぶことも禁止されてしまったので子どもの声が聞こえないし…
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食料品店と薬局以外の店はすべて閉鎖なのだから。めぎ家の近くの美容院には…
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こんな掲示があった。お金ないよ~って。
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↑これ、文字通り訳すとレジは(または金庫は)カラカラに空っぽっていう意味で、泥棒に入ってもここにはお金ないよと言う意味なのだろうが、お店を閉めなければならなくなって、我々美容師たちは懐が空っぽだよ、というメッセージも篭っているのだろうと思う。

そう、そういう人たちを助ける手立てを決めてほしいわよね。本当に、日銭で生活をしている人はいきなり収入を断たれてしまっているのだから。これが一か月続いただけでも、コロナにかかる前に食べ物も買えなくなって家賃も払えなくなってしまうのだから。ドイツでは昨日書いたようにとりあえず3か月分として自営業者にも約100万円までの援助があるようだけど(詳細はまだ)、それと同時に3人以上の集会が禁止されたので、その罰金(Bußgeld)も決まった。3人以上が集まって話していたらそれぞれ200ユーロ(約2万4千円)、ピクニックやバーベキューは250ユーロ(約3万円)、スポーツイベントを計画したら1000ユーロ(約12万円)、レストランやカフェのテイクアウトを店から50m以上離れずに食べたら200ユーロ。これらは一回目の罰金で、悪質な場合はこの倍、二回目以降は2万5千ユーロ(約300万円!)。そうそう、10人以上の集会をやったら罰金(額不明)か最高5年までの自由剥奪(禁錮など)だって…今日はパトロールも多く目についたわ…
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↑ところで、よく見ると右端にトイレットペーパーが!こんなキオスク(タバコ&飲み物&新聞・雑誌&若干の文房具などを置いている小さな店)がトイレットペーパーを仕入れたってことね。トイレットペーパーありますとは全く出てなくて、ある意味全く目立たないように、でも外から見えるところに山と積まれている。いくらなんだろう…あら、外にはバーベキュー用の炭が。バーベキュー禁止っていう世の中なのに、なんだかなあ。まあ自宅の庭やバルコニーで家族だけで焼肉をするのはOKなんだろうけれど。
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さて、パン屋さんの前には人が立っていた。
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めぎもパンを買うつもりだったので、間隔を置いて並ぶ。
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入り口には、中に入れるのは2名までと書かれていた。そう、昨日から、店の中に入れる人数が定められたのだ。
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スーパーも中に入れる人数制限があるのだが、めぎが行った時間は人が少なくてすぐに入れた。レジにも間隔をあけて並ぶ。下にテープで立つべきところに印が。1.5m以上の間隔を空けてあるのだろう。
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スーパーにはやっぱりまだトイレットペーパーがなかったので、めぎたちは帰りに例のキオスクで買った。再生紙の2枚重ねのが24ロール入って9.99ユーロ。ひぇ~…以前ドラッグストアで撮った写真の値札をチェックしたら、再生紙の3枚重ねのが8ロールで2.55ユーロとあって、つまり倍のお値段ってことかな。ちょっとね~とは思ったけど、24ロール入ってるし、小はまあウォシュレットと手ぬぐいでなんとかなるけど大の方はやっぱりねぇ~ということで、購入。それを持って帰るところ、すれ違った老夫婦に「おお、また売られるようになりましたか」と声をかけられた。いや、スーパーにはなくてあそこの角のキオスクで10ユーロもしたけど云々、あああそこ分かりますいやはや10ユーロって~でも行ってみます、と1.5mの距離を保ったまま情報交換して、それじゃお元気で、とお別れ。近づいて話したら罰金みんなで800ユーロだからね~
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今日のところはそんな状況。ところで、めぎのブログ、niceが20万を超えた。お読みくださった旧so-net、現SSブログのブロガーの皆様に心から感謝。
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