海沿いの風車

今日から暫く、6月上旬に訪れたオランダのお話を。

オランダに行ったのは、めぎの高校での昇格が決まってすぐのこと。本当は夏まで旅行をするつもりはなかったのだけど、うちのドイツ人の内助の功に感謝の気持ちを込めて、お祝いに二人で一泊旅行をしたのだった。行き先はデュッセルドルフから車で3時間ほどのオランダ・ゼーランド州。ここはその西の果てにあるフリッシンゲンという小さな町。



この辺りは第2次世界大戦中ドイツ軍が占領していたのだが、海からイギリス軍とアメリカ軍がやってきてドイツ軍に壊滅的な攻撃をし、オランダをドイツから解放したところ。つまり相当な被害の出たところで、大砲が残されていたり、戦争博物館があったりする。そこに古い風車が残されているのだった。



↑ちょっとナウシカの風の谷の風車を思い出す。中に入ってみた。



結構急な梯子みたいな階段を登ると、ぐるぐる回っていた。



臼は回っていなかったけど。



外に出てみると、羽がぐるぐる。



中は3～4階建てになっていて、それぞれぐるぐる回っていた。




風車の中って結構広い。そう言えばナウシカの風車の中もしっかりとした部屋があったわよね。



外は気持ちの良い風が吹いていた。ああ平和だなぁ・・・