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未知の世界へ [カメラのこと]

今日は2日前の4番のカメラのお話を。

めぎがデジカメを使い始めたのは2000年頃で、最初に買ったのは富士フィルムのコンデジだった。その後カシオ、ソニーとコンデジを渡り歩き、ニコンのD40xを買ってデジイチデビューしたのは2007年。それ以来ニコンのみを使ってきた。それが、知り合いがいらないカメラを安く譲ってくれると言うので、突然未知のカメラを手に入れた。それはパナソニックのGX800というカメラである。
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調べてみたら、日本ではGF9というようだ。中古で譲り受けたのはカメラ本体のみなので、レンズは自分で買わないといけないのだが、フォーサーズのレンズは初めてで、はっきり言ってどれが良いやら全くわからない。が、これはパナライカを試してみるチャンス。スマホでライカのカメラの写りを体験して以来ちょっとライカに興味が湧いてきていたのだ。と言ってもライカなど買える財力はなく、パナライカのレベルなら買えそう、ということだけど。で、比較的お安めの15mm(F1.7)というのを購入。ちょうどキャッシュバックサービスで100ユーロ安くなるし、めぎの勤める学校から50歳の誕生日祝に(何が良い?と聞かれて希望して)カメラ屋さんの商品券をもらったため、半額くらいで手に入れた。
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大きさは、昨日ご紹介したD5600よりずっと小さい。左のD5600と40mmマクロレンズが720gくらいで、右のGX800と15mm単焦点が400gくらい。そう書くと、軽いGX800の方が圧倒的に携帯が楽な気がするが、見た目に合わず持ってみるとずっしり。それに対しD5600は素晴らしいグリップのおかげで重さが気にならない。実際に持ってみると、この300g以上の重さの差が無いような気さえする不思議な感じ。
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Coolpix Aと比べると、レンズの分ずっと嵩張る。重さもCoolpix Aは300gくらいで、GX800と15mmレンズは100g重い。同じような画角(Coolpix Aは28mm,ライカレンズを付けたGX800は35mm換算で30mm)の単焦点システムだという視点で比べると、Coolpix AはAPS-Cセンサーで、GX800はフォーサーズ。Coolpix Aって実は凄い。GX800はパンケーキレンズや小さなズームレンズを付けて便利に使うべきなのかも知れない。
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何はともあれGX800も十分小さいので、出勤に携帯できる。うちのドイツ人に車で送ってもらいながらこうして撮ってみたが、フォーカスもパッと速くて撮りやすい。
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でも、操作の仕方とか、設定の仕方とか、なんと言っても写りの癖とか、まったくもって未知の世界でどうにも勝手がわからず。
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たしかにちょっとスマホのカメラと似たような写りだ。パナソニックのカメラも基本はライカ風の味付けなのね。
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なんというか、今どきのインスタ映えを目指した感じと言うか。
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どうにもよくわからないので、しばらくPモードで撮ることにした。それでカメラの性格をしっかり学ぶことにしよう。
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明るいところではちょっと明るすぎる感じ。
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仕上げはスタンダードよりニュートラルのほうが良いのかも知れないな。
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夜景にもトライ。
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簡単に綺麗に写る。
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Coolpix Aと違ってWiFiでスマホにすぐ転送できるし、AFが速いのが良いのだが、ちょっとまだ独特の写りについて行けてないめぎ。小さいのでコンデジのようなノリで簡単に使えるかなと思っていたのだが、思いがけず四苦八苦しているところ。画質は数日前の4つのカメラを比べたときにハッキリわかるように、やっぱりフォーサーズってセンサー小さいなという感じだが、満足できるか否かは被写体や撮り方次第かも。ファインダーがないのが残念だけど、コンデジ代わりと割り切って液晶画面で撮るのが正しいのだろう。ミラーレスの良いところは、シャッターを消音にできることかな。見かけも初心者女性向きという感じなので、どこで撮っててもあまり周りの人を萎縮させずに済むのもいい。それはそれで使い勝手が良いかも知れないな。

撮影: Panasonic GX800 + Leica Summilux 15mm (F1.7)
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