リンツにてリンツァートルテとブフテルン

現在、2017年秋のオーストリア・ブルゲンラント州の旅の話を連載中。今日からブルゲンラント州を去り、帰る途中でストップオーバーしたところのお話を。

オーストリアの東の端ブルゲンラント州からウィーンとメルクをかすめて西へ戻る途中、デュッセルドルフまでは1000km以上あるためストップオーバー。泊まることにしたのは、めぎもうちのドイツ人もまだ行ったことのなかったリンツ。これはその中心、ハウプト広場。



ホテルに荷物をおいて、明るいうちにと早速散歩へ・・・が、ここまでお昼も食べずにいたので、いきなりカフェに惹かれるめぎ。ハウプト広場にあったカフェで、この看板に惹かれたのだ。オーブンで焼きたてのブフテルン。おお～ブフテルン！数年前ザルツブルクで知り、この旅の最初にウィーンでブフテルンで有名な老舗カフェに行って食べたブフテルン（その話はこちら）。これは食べ比べをしようじゃないの！



というわけで中へ。たしかこの内部席が禁煙席だったような記憶。



周りにはビールを飲んでいる人もいてちょっと惹かれたけれど・・・



めぎたちはぐぐっと我慢してカフェラテだったかカプチーノだったかそれぞれコーヒーを頼み・・・



うちのドイツ人はリンツに来たんだからとリンツァートルテ。



そしてめぎは熱々のブフテルン♪



中には美味しいプルーンのジャム。



↑これがびっくりするほど美味しかった。ザルツブルクのパン屋には負けるけど、ウィーンの老舗カフェより美味しいのだ。何事も名前じゃないのよね～と改めて思う出来事だった。

そして、ここは昔良きカフェという感じでとてもゆっくり寛げた。若い人たちもいるのが嬉しい。世の中はスタバばかりになってどこへ行っても世界共通にいくけれど、こういう地元の文化が末永く残っていけばいいな。



あ、でも、明るいうちに散歩しなきゃね・・・つづく。



撮影：　D600 + 58mm(F1.4)