アドヴェントの集い

今日はこの土曜日の来客のお話を。



来客はうちのドイツ人の従妹。今年は2月の叔母の80歳の誕生日に始まり、イースター、6月のドイツ東部への旅行、10月の従妹の引越し祝い・・・と、一緒に過ごすことが多かったなあ。それは家族の集いであると同時に彼女がデュッセルドルフに住んでいることと、離婚して比較的時間の融通が利くということによるのだが、なにより食べ物の嗜好と物事の価値観が似ていて表裏もなく話をしていて楽しいということが大きいかな。今回はアドヴェントを一緒にお祝い。まずは義母が送ってきたシュトレンをめぎが2年前に作ったフルーツラム酒漬けのお湯割りとともに。



何年か前、フルーツラム酒漬けを数年寝かせたらもっと美味しくなるのではというコメントがあったが、たしかにまろやかになったと言うか、ちょっとなめし革のような風味がついたと言うか、干しレーズンのような香りがついたと言うか、なかなか悪くない。飲みきれずそのままでこの2年新しく作ってなかったが、来年はまた新たに作れそう。

この日は従妹がうちのドイツ人に牛タンの料理の仕方を習いたいということで、予め仔牛の牛タンを注文してあった。生のは写していないが、これは2時間ほど茹で上げたところ。



赤ワインで乾杯し・・・



サラダを食べたあといよいよメインディッシュ。



茹でてから皮を剥いたジャガイモとソースと共に。ソースは茹で汁とベシャメルソースとトマトのかなり凝縮したピューレで作ったもの。



デザートは従妹が作ってきてくれたリンゴのクランブル。写してないけれどバニラソースをかけて食べる。めぎはバニラがあまり好きではないのでそのままいただいた。



デザートをプラムの蒸留酒とともにいただきながら、蝋燭の光で夜中まで語らった。従妹はある企業の人事部のお偉いさんで、仕事で色々と大変なことがあるようだったけど、おしゃべりしてスッキリして元気に帰っていった。めぎは学校のあれこれを、うちのドイツ人も仕事のあれこれを喋り、みんなで家族のあれこれも情報交換し合い、今年の総決算という感じかな。従妹も良いクリスマスが迎えられますように。



リンゴのクランブル、美味しかったな～

撮影：　Coolpix A, Huawei p20 pro