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ザルツブルク2日目 [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]

現在リアルタイムで2022年夏のザルツブルク滞在記を連載中。

一日のことを1記事にまとめるというのは非常に難しい。だって、写真いっぱい撮っちゃうから。7月現在のザルツブルクの日の出は5時半頃で、6時にはこんな朝日を写せた。これはスマホの16㎜で。
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これはフルサイズに20㎜単焦点で。
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撮影は楽しいが、朝のザルツブルクはかなり冷えた。布団をかぶって撮影。

8時を過ぎるとこうなった。
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この宿では5ユーロで朝食が食べられるのだが、9時から10時までの間と、ちょっと遅め。それまでコーヒーもないし、結構辛い。9時を過ぎてやっとコーヒーにありつけた。オーストリアなので、ただで水も付いてくる(と言っても水道水だけど)。
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最初は↑のように座ったのだが、やっぱりこの景色を見ながらの方がいいわよね、と場所を変えた。残念ながら景色のいい場所は全て日向で、日差しが強くてすでに暑くなってきててとても座っていられず、パラソルの日陰の席で食事。日陰ならまだ涼しい風が吹いてのんびり楽しめる時間帯。しかしWespeというスズメバチの仲間の小さな蜂がハムを狙ってぶんぶんやってくるので、撃退しながらの食事で忙しいけど、何もすることのない暇な休暇なのでそれもまた楽しめる。
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この日、することは特にないので、オレンジジュースを追加で頼んで、11時のチェックアウトのぎりぎりまでのんびりとここで過ごした。これはスマホ撮影。
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宿の方をパチリ。
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めぎの泊まった部屋はこの塔の上の窓の空いているところ。写真撮るならめちゃくちゃおススメ。
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夢だけど、いつか雪のときとか、泊まってみたいものだ。しっかり食料を持参してくれば、そして湯沸かしポットとインスタントラーメンやコーヒー・お茶・カップなども準備してくれば、お籠り撮影宿泊ができそう。いつものアパルトメントとここの両方を予約して、天気予報を見てこちらに撮影宿泊に訪れる、なんていうのが最高かも。と言うか、冬なら日の出が8時過ぎで日没が16時ごろだから、日没写してから定宿に戻って普通に夕食食べて寝て、次の日早起きしてここにきて撮影、なんてことも可能だわよね。ここの良さは、とにかく部屋の中から撮影できることで、夏は暑くても扇風機もないけど、暖房は完備していたから暖かく撮れるし、ベッドもあるから仮眠も快適にできるし、窓のところが平らなので三脚が無くてもカメラを置いたまま長秒撮影などもできるし、外で撮影するよりずっと楽なのだ。ま、定年後の夢だけど。あ、年金生活ではこんな贅沢は無理かなぁ…でも、それなら2か所予約は諦めて、数日はここで頑張るっていうのも楽しそう。まあ、そんな風にあれこれ夢を見るのは楽しいってことで。

チェックアウトするとき、別の部屋の戸が開いていたので一枚パチリ。ほかの部屋はこういうユース。めぎの部屋はこれがツインベッドだっただけで、それ以外は同じ。
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このあと街に降りる小道や階段などで色々撮ったのだけど、長くなるので割愛。うちのドイツ人が来たらゆっくりブログを書く時間が無くなるので、そのときにでも。または、デュッセルドルフに帰ってから。

街に降りためぎは、まず一泊のための荷物を定宿に預かってもらいに行き、あと1時間でお掃除など終わるからと言われ、どこか何か見に行こうかなと思ったけどもう暑くてやる気がわかず、近くのカフェでアイスカフェ休憩。7ユーロもしたけど、その分ゆっくりさせてもらったわ。
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それからスーパーに行ってとりあえず必要な食料を買って、12時頃宿に入った。本当のチェックインは14時だけど、お掃除を一番にやってくれたのだ。宿でスーツケースからすべての荷物を出してタンスなどにしまい、シャワーを浴びてさっぱりし(やっぱり部屋にバスルームがあるのっていいわねぇ…ユース宿泊はその有難みを久々に感じるいい経験だったわ)、自分でウエルカムドリンク(まだお昼過ぎなんでごく少量のワインの炭酸水割)を作り、この後お昼寝した。
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そして19時過ぎに夕食を済ませ(肉屋で買ったスモークハムと創業1350年のいつものパン屋で買ったパンとスーパーのお手軽野菜サラダ)、20時半にこちらへ。ザルツブルクの現在の日没は21時ごろで、20時半はまだ夕方みたい。と言ってもデュッセルドルフよりずっと早くて、夏がもう終わり近いような気分がしちゃうんだけどね…
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ここはレジデンツ広場と言い、ドーム広場の手前。人がたくさんいるのは、ドーム広場で行われる野外劇のチケットチェックのため。見ての通り、オーストリアの民族衣装の人が多い。
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中は…コロナってどこ?状態。今年のザルツブルク音楽祭は去年のようなワクチン接種証明確認などもなければマスク着用も義務ではなくなり、マスクをしているのはざっと見たところ1%ぐらいの人たちだけだった。
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ドーム、つまり大聖堂の正面。
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始まる前に撮影。始まってから、綺麗な夕焼けもあったし、心地よい風も吹いていたし、大聖堂に明かりをつけたりして演出に使ってて(その明かり、この前日に山の上の宿から見てて、ああこれこれって思いながら見た)、本当に素敵な雰囲気だった。
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見たのは今年のザルツブルク音楽祭の開幕を飾る野外劇イェーダーマン。イェーダーマンを見るのはめぎ、4回目である。演出は3つめ。今の配役は今年で終わりだとのことで、どの日もソールドアウト状態なのだが、めぎは運よく初日のチケットを手に入れることができたのだった。今回の演出、めぎはかなり気に入った。今までで一番よかったかもしれない。初めて見たときのもよかったが、イェーダーマン役は今の人が一番好きかも。だって、イェーダーマンってただ叫んでいるだけというのが多い印象だったが、彼はちゃんと話している感じがするし、演技もうまいのだ。

ドイツ人の演ずるイェーダーマンってオーストリア人は受け入れるのかなあって思っていたが、終わってみればスタンディングオベーションだった。これはみんなが立つ前に写した写真だけど。
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21時始まりの2時間の野外劇、終わったら23時で真っ暗。多くの人たちが2人連れまたはグループで、あの演出はどうとかこうとかと話しながらレストランや居酒屋に消えていくのがちょっと羨ましい。でも、こうして一人で見に行く時間もそれなりに楽しい。それは、あとでうちのドイツ人が来て(イェーダーマンではないけれど)一緒に見に行く時間も予定しているからかもしれない。
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Baldhead1010

近頃は、ドルに対してもユーロに対しても円安になったので、外国旅行はお高くなりましたね。
by Baldhead1010 (2022-07-20 03:16) 

YAP

私もどこか同じ場所に出かけるのって、いつも似たような季節です。
違う季節の景色も見たい気持ちはありますが、その土地の特徴が出る季節にどうしても偏ってしまいます。
by YAP (2022-07-20 07:43) 

(。・_・。)2k

いやぁ〜 やっぱり 凄い景色ですねぇ
こんなところに泊まってみたいものです

by (。・_・。)2k (2022-07-20 15:06) 

おと

ホテルの窓から、この景色を眺めるのって本当に楽しそうです。自分でウエルカムドリンク、素敵なアイデア^^ザルツブルグ音楽祭の熱気と雰囲気が伝わってきて、幸せな気持ちになります。
by おと (2022-07-20 19:23) 

Inatimy

朝食が9時からとは遅めですね。 私ならお腹がグゥグゥで、
何かおやつでも食べてしまいそうだ・・・^^;。
すっかりコロナのことが終わってしまったかのような感じですよね。
秋・冬どうなるのかしら・・・バカンスが終わって急に増えることがないといいな。
by Inatimy (2022-07-20 23:28)