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見上げて撮る [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

現在、10月の秋旅の話を連載中。

ここはフランスのロレーヌ地方のメッスという街にあるサンテティエンヌ大聖堂。
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1220年から1520年にかけて建設され、ステンドグラスの面積が約6500m²とフランスの大聖堂の中で最大だとのこと。古いものから戦後の新しいものまでいろんな時代のステンドグラスが楽しめる。日本で有名なのはシャガールのだが、それは後日ご紹介。
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古そうな壁に…
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古そうな像。
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ヴォールト天井の高さが41メートル以上で、フランスで3番目の高さ。
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見上げていると吸い込まれそうな気分。
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このステンドグラスはとても新しい。Jacques Villonという画家のデザインで、1957年のもの。その前のは第二次大戦で損傷とのこと。
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以前は教会のような屋内では手振れしないように、そして明るく撮れるように絞り開放で撮ることが多かったが、今回はあれこれハッキリ写るようにF値を8に設定して撮影。そして、露出を色々変えてわざとこんな風に明るく撮ってみたりもして楽しんだ。ISO耐性もいいし、手振れ補正もよく効く新しいカメラならではの技。
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新しいと言ってもZ6は2018年発売で、もう3年前のカメラだけどね。カメラって、あっという間にどんどん世代交代していくわねえ…以前来たときはAPS-Cの一眼レフD5600で撮影してて、それもいいカメラだったけどやっぱりISO耐性に限度を感じたし、こういうところはやっぱりフルサイズで撮りたいなと思うきっかけになった場所。今回は撮影がとても楽しかったし、あとで撮った写真を見るのも、画像の荒れなどが無くて楽しかった。また、今回のカメラZ6はミラーレスなので、シャッター音を完全無音にできることがよかった。ミサをやっていなくても、教会の中では静かに撮りたいもの…いくら撮っても全く音がしないのは、気兼ねなく撮れてそういう意味で撮影に集中できてよかった。ただ反対に、音がするから一枚でうまく撮ろうと努力するというのが無い、とも言えるかも。
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Baldhead1010

ステンドグラス、見上げた天井、圧巻ですね。
by Baldhead1010 (2021-12-04 03:16) 

mm

三枚目のお写真、いかにも古い~~~って感じですね^^
一緒に写っているのはフレスコ画かしら。
フランスは何度か行っているけれど、ここには行ってないみたい。
今の状況だともう旅行は無理だわね。
by mm (2021-12-04 06:34) 

YAP

特にここ数年は、ニコンもキヤノンも主軸をミラーレスに移しつつあるということで、より技術の変化の早さを感じます。
レフ機は置いて行かれてしまうのか...
by YAP (2021-12-04 06:49) 

Inatimy

磨り減った石の床や壁の染みに今の時代まで続いてきたという威厳を感じますね。
ステンドグラスに重なる鉄柵模様や灯されたキャンドルの濃淡が美しい^^。
by Inatimy (2021-12-04 07:01) 

(。・_・。)2k

300年もかけて作られたステンドグラスなんですねぇ
凄いの一言です

by (。・_・。)2k (2021-12-04 08:46) 

miffy

ステンドグラスも天井も素敵です。
by miffy (2021-12-04 23:48) 

テリー

私の感じるミラーレスの良さは、シャッターを切る前に、EVF の明るさ、暗さで、露出が適正か、わかること。さらに、レフより、軽くなり、高速連写が出来ること、欠点、人気のあるカメラ、レンズが、品切れで、なかなか、入手出来ないこと。
by テリー (2021-12-04 23:56) 

stellaria

ぎゃー、高い!すごいですね。天井を高くするのは、天国や神様のイメージを象徴させるためなんでしょうか? 最後の明るい写真もファンタジックでいいですねえ〜。何かのお話のワンシーンみたいで素敵です。
by stellaria (2021-12-05 14:55)