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マテーラの朝の始まり [2019-20年末年始 イタリア・プーリア州]

昨日書いたように、今日から一年前の旅行記の続きを再開しようと思う。別世界の風景を見れば現状の仕事の息抜きにもなるし。これはちょうど一年前、2019年12月末から2020年1月初めまでの数日間の旅で、イタリアの踵の部分、プーリア州をレンタカーでまわった旅で、ブログではプーリア州との州境にあるバジリカータ州のマテーラという古都を一泊で訪ねているところまで書いていた。マテーラは2019年欧州文化都市に選ばれていたので行ったのだが、めぎたちが行ったのは2020年の元旦の夕方。到着してから夕食が終わるまでの話はこちらから。旅行記自体を一から振り返る興味と時間的余裕のある方は、カテゴリーの「2019-20年末年始 イタリア・プーリア州」をクリックして最初からどうぞ。

マテーラで泊まったところはこちら。旧市街の北部。



一夜明けて2020年1月2日。宿の前の通路や階段から朝の風景を撮った。まず北北西を見ると、光が上の方にだけ届いていた。
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昨日の記事の写真は上の写真のちょっと右の方、まっすぐ北を見て写したもの。それよりちょっと東に視線をずらしたのがこちら。ずっと向こうに崖のようなのが見える。凄いところにあるんだな、この街。ちなみに左奥に写っている大きな建物は教会だが、この街にはこのレベルの教会がいくつもある。
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南西を見ると、太陽はあの山の裏。
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あ、誰か歩いてる…
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電線やらアンテナやら、現代と昔が交信しているかのよう。
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あ、ちょっと色が変わってきたかな…朝になってきたって感じ。
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で、めぎたちは朝食へ。
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甘いパンだけでないのは、いかにもそこそこのインターナショナルなホテルって感じ。
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その証拠に、なんとここに日本人の赤ちゃん連れ夫婦と、一人旅の男性がいた。どちらもヨーロッパに駐在しているような感じの人。このときの旅でめぎが日本人に会ったのはこの宿だけだった。
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駐在の人が泊まるだけあって、本当に居心地がよく、サービスもよく、立地もよく、素敵な宿だった。料金もその分高めなのだが(一泊二人で134ユーロだったのだが、このときの旅で最も高額。他は一泊二人で100ユーロ、108ユーロ、そして33ユーロ!)、他の安めでよさげな宿は全て予約いっぱいだったのだ。

食べ終わり、9時ごろチェックアウトしたら、もうこんな空になっていた。荷物は宿に預かってもらって、これからマテーラを探検。
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つづく。
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Baldhead1010

今はもっぱら録り溜めしたVTRで世界のあちこちを観ていますが、コロナのせいでロケができないのか、再放送が多くなりました。
by Baldhead1010 (2021-01-13 04:20) 

mm

この建物を見るといかにも古そうな町ですね。どういう風にしてこの建物は建てられたのかしら。
by mm (2021-01-13 06:00) 

YAP

こんな状況の中なので、楽しいことを振り返るというのは気分転換になりますね。
私もそれで過去の出張を掘り起こしてます。
出張は楽しい思い出ではないですが、写真だけ見れば海外の美しい景色ですので。
by YAP (2021-01-13 07:55) 

テリー

マテーラって、あまり知らない街ですので、ネットで調べたら、先史時代の洞窟住居まで、遡るのですね。
by テリー (2021-01-13 12:21) 

(。・_・。)2k

人が歩いてるのオレンジっぽい服だから分かるけど
ベージュっぽいの着てたら 気づかないでしょうねぇ
迷彩しやすい街ですねぇ

by (。・_・。)2k (2021-01-13 17:29) 

Inatimy

朝日とそのあとの太陽、光の加減で、建物の色の変化が見られて面白く♪
オレンジ色の服の人が歩いてる写真も、いいな。
アーチに、ギザギザの建物の重なりがとっても魅力的^^。
by Inatimy (2021-01-13 19:11) 

nachic

前記事も見直して見ました。10年位前の夏、マテーラに行ったのを思い出しながら、読ませていただきました。タイムスリップしたような街で、不思議な場所でした。洞窟住居、ホテルもあったけど、住居としても売っていましたね。
by nachic (2021-01-13 21:34) 

らしゅえいむ

5枚目の写真 すばらしですね
特に 歩いている人の赤
全てが芸術の世界ですね
by らしゅえいむ (2021-01-15 16:32) 

stellaria

ぎっしりと山のように詰まった建物の群れが壮観ですね。冬なのに、空の色がとても明るく感じます。南イタリアの気候のせいなんでしょうか。
by stellaria (2021-01-18 14:44)