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羽を買って、ちらりとフランスのヴィサンブールへ [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]

現在、10月中旬の秋の旅の話を連載中。

ここはドイツのプファルツ地方、ドイツとフランスの国境のあたり。去年見つけた、通りにある小さな屋台のような店に寄った。大きな網の袋でジャガイモが売っているのが見える。
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袋詰めのリンゴなどの果物も。
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そしてワイン用のブドウも。
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めぎがここで買ったのは羽(フェーダーヴァイサー)。ワインを作る最初の過程、ぶどうジュース発酵中の飲み物。こんなタンクから搾り入れる形で売っている。これを買うのを楽しみにしていた。持ち帰り用のタンクに赤と白2つを買って、さらに去年の白ワインも2本買って、30~40ユーロくらいだったかな。
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こうして今回の旅の目的の一つを最初に果たして、国境を越えてフランスへ。越えたところにこの国の制限速度が表示されている。街中は50㎞制限、街と街の間をつなぐ道路は80㎞制限、アウトバーンは130㎞制限。
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ちなみにこれを5㎞超えるとフランスの場合90ユーロの罰金。速度違反とか駐車違反とかは、国をまたいで請求書が郵送されてくる。

やってきたのはヴィサンブールという国境の町。ドイツ名はヴァイセンブルク。アルザス・ロレーヌ地方の街で、ドイツだったりフランスだったりしたところ。ここの人たちはほぼみんなドイツ語ができる。
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いつも不思議に思うのだが、フランス側の元ドイツ語圏の人はたいていドイツ語ができる。でも、ドイツ側のフランス国境地帯の人は特にフランス語ができるということはないんだよなあ…

去年も来たところなので、いくつか記憶のポイントでパシャパシャと。
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そして、去年と同様ここで…
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フラムクーヘン(フランス風ピザ)とエスカルゴを食べた。今回はうちのドイツ人の従妹も一緒なのでピザ2種類。運転手のうちのドイツ人はペリエだけど、めぎたち女性陣はここでシャンパンをグラスで。従妹はシャンパン、めぎはキールロワイヤル(シャンパンにカシスリキュールを入れたもの)を。
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この屋根、去年も写したなあ。
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コメント 7

(。・_・。)2k

国を跨いで請求書が届くって
取れるところからはしっかり取るんですねぇ(笑)

by (。・_・。)2k (2019-11-10 03:11) 

Baldhead1010

発酵中のワイン、また呑みたい^^
by Baldhead1010 (2019-11-10 04:25) 

YAP

私が知ってるドイツフランスの国境の町はストラスブールくらいなのですが、たしかに多くの人がドイツ語しゃべってました。
フラムクーヘンももちろん食べました。
by YAP (2019-11-10 06:53) 

Inatimy

フランス側の元ドイツ語圏の人はたいていドイツ語ができるのは、アルザス・ロレーヌ地方で話されていたアルザス語がドイツ語に近いとうことも何か関係があるのかしらね。
クグロフ、美味しそうだな^^。
by Inatimy (2019-11-10 07:04) 

mimimomo

所変われば品変わるなんて言葉がありますが、アメリカで牛乳をポリタンク(ほど大きくはないけれど)で売っているのを見て吃驚しましたが・・こちらはワインを(@@ やはりちょっと吃驚です^^
わぁ~この国境の町、ヴァイセンブルクって素敵な所ですねぇ~
by mimimomo (2019-11-10 07:15) 

sheri

アルザスロレーヌ地方というと、小学生のときに読んだ「最後の授業」という小説を思い出します。
フランスだったりドイツだったりって大変ですよね?
by sheri (2019-11-10 16:22) 

engrid

ピザ、美味しそう、、
制限速度、大いに違いますのね、、第一目的達成、美味しいお買い物ね
by engrid (2019-11-11 17:42)