雨の散歩 [2019年夏 ハルシュタット]
現在、2019年夏のハルシュタットの話を連載中。
ハルシュタット2日目の10時過ぎ、雨が小降りになったところでスーパーに食料品の買い物に出かけた。スーパーはめぎの泊まったアパルトメントから1kmちょっと南へ行ったところにあって、町の北にある宿からハルシュタットの町中を抜けて湖畔をずっと歩いていく。その道の終わったところに大型バスの駐車場があってそこに観光客が次々と到着するので、湖畔の道は韓国人と中国人で溢れかえっていた。今思えばその様子を撮っておけばよかったのだが、小降りとは言え雨だったのでスタスタと目的地へ歩いていただけ。3年前うちのドイツ人と一緒に来たのもその駐車場からの道で、アジア人しかいないね~と話したことを思い出しながら。
スーパーはその大型バスの到着するところのすぐ近く。品揃えはまあ一通りのものは有るのだがザルツブルクほど洗練されてはいないと言うか田舎のちょっとしょぼいスーパーという感じで、めぎはそこで水(炭酸水)とワイン、野菜や果物、簡単に食べられるハム類やチーズ、牛乳やヨーグルトなどを買って、リュックは満杯に(だから重くて大きなシャンプーはやめたのだ)。それを背負って帰るとき、湖畔のメインストリートを歩くのが嫌で、ここから上へ登っていく小路を行ってみることにした。
雨の景色もまたいいものだわね。
お花がとても綺麗だった。
これは↑上の写真の花を振り返って写したもの。雨のせいもあってほとんど人も通らず人だらけの湖畔の道とは大違いで、同じハルシュタットとは思えない静けさ。
ここに住んでいる人たちは、こんなにも大勢の観光客が毎日毎日賑わっていることをどう感じているのかしらね・・・ふと、鎌倉を思い出す。そうだ、この感じ、鎌倉みたい。あそこもメインストリートのみならず小路という小路までカメラを持った観光客だらけよね。
水汲み場のようなものがあった。
その後ろは岩山で、滝のように水が流れていた。
ちょっと日本の神社みたい。
すぐ横にお社ならぬこんなのもあったし。
あれこれ撮っていたら、多分地元の人と思われるこのおじさんが近寄ってきて、水汲み?水飲み?と思って見ていたら、なにかして水がドドーっと流れる音が聞こえ、そのままスタスタと去っていったので・・・
もう一度その石の水瓶の中を覗いてみたら、水がなくなっていた。この金属の棒が簡単に持ち上げられるようになっていて、水を流せるのだ。でも、どうして水を流さなきゃいけなかったんだろう・・・流さないと溢れちゃうのかな。あのおじさん、定期的にやって来て溢れないようにしているとか・・・?でも、そうするとずいぶん頻繁に来なきゃいけないわよねえ。
そんなことを聞いてみたかったけど、そのおじさん、あっという間にいなくなってしまった。
ハルシュタット2日目の10時過ぎ、雨が小降りになったところでスーパーに食料品の買い物に出かけた。スーパーはめぎの泊まったアパルトメントから1kmちょっと南へ行ったところにあって、町の北にある宿からハルシュタットの町中を抜けて湖畔をずっと歩いていく。その道の終わったところに大型バスの駐車場があってそこに観光客が次々と到着するので、湖畔の道は韓国人と中国人で溢れかえっていた。今思えばその様子を撮っておけばよかったのだが、小降りとは言え雨だったのでスタスタと目的地へ歩いていただけ。3年前うちのドイツ人と一緒に来たのもその駐車場からの道で、アジア人しかいないね~と話したことを思い出しながら。
スーパーはその大型バスの到着するところのすぐ近く。品揃えはまあ一通りのものは有るのだがザルツブルクほど洗練されてはいないと言うか田舎のちょっとしょぼいスーパーという感じで、めぎはそこで水(炭酸水)とワイン、野菜や果物、簡単に食べられるハム類やチーズ、牛乳やヨーグルトなどを買って、リュックは満杯に(だから重くて大きなシャンプーはやめたのだ)。それを背負って帰るとき、湖畔のメインストリートを歩くのが嫌で、ここから上へ登っていく小路を行ってみることにした。
雨の景色もまたいいものだわね。
お花がとても綺麗だった。
これは↑上の写真の花を振り返って写したもの。雨のせいもあってほとんど人も通らず人だらけの湖畔の道とは大違いで、同じハルシュタットとは思えない静けさ。
ここに住んでいる人たちは、こんなにも大勢の観光客が毎日毎日賑わっていることをどう感じているのかしらね・・・ふと、鎌倉を思い出す。そうだ、この感じ、鎌倉みたい。あそこもメインストリートのみならず小路という小路までカメラを持った観光客だらけよね。
水汲み場のようなものがあった。
その後ろは岩山で、滝のように水が流れていた。
ちょっと日本の神社みたい。
すぐ横にお社ならぬこんなのもあったし。
あれこれ撮っていたら、多分地元の人と思われるこのおじさんが近寄ってきて、水汲み?水飲み?と思って見ていたら、なにかして水がドドーっと流れる音が聞こえ、そのままスタスタと去っていったので・・・
もう一度その石の水瓶の中を覗いてみたら、水がなくなっていた。この金属の棒が簡単に持ち上げられるようになっていて、水を流せるのだ。でも、どうして水を流さなきゃいけなかったんだろう・・・流さないと溢れちゃうのかな。あのおじさん、定期的にやって来て溢れないようにしているとか・・・?でも、そうするとずいぶん頻繁に来なきゃいけないわよねえ。
そんなことを聞いてみたかったけど、そのおじさん、あっという間にいなくなってしまった。
2019-09-25 02:00
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コメント(7)
石垣に苔が着いていたり、蔓が這っていたりするのを見ると、ほっとします。
by Baldhead1010 (2019-09-25 04:38)
素敵な径ですね~それは人だらけの道よりこちらが断然いいわ^^
by mimimomo (2019-09-25 06:30)
水瓶の番人という感じでしょうか。
不思議な人ですね。
by YAP (2019-09-25 08:30)
凄い あっという間に 水抜けちゃうんですねぇ
by (。・_・。)2k (2019-09-25 13:21)
2枚目の写真が、いいですね。
by テリー (2019-09-26 00:24)
金属の棒にも穴があいてるみたいだから、水は少しずつでも流れ出るように
なってるのかしらね。 単に勢いよくドバーッと流してみたかっただけとか^^。
by Inatimy (2019-09-26 05:37)
あまに濡れた緑が美しいな、
鎌倉の路地のようで、、、お落ち着いた雰囲気を感じますものね
by engrid (2019-10-01 01:22)