5連休 [文化の違い]
めぎはこの木曜日からカーニバルで5連休。早速カーニバル祝。
いえ、チューリップがお祝いなのではなく、その下にピンぼけで写っている揚げパンがカーニバルの食べ物なのだ。ベルリーナーと言って、中にいちごジャムの入った揚げパン。めぎはオーソドックスな砂糖をまぶしたタイプので、うちのドイツ人は砂糖を溶かしてかけたタイプのもの。ベルリーナーは一年中売っているが、年に2回、大晦日とカーニバルに食される。理由は謎。
このチューリップはいただきもの。めぎ家では今年3つ目の赤いチューリップ。
カーニバルと言ってもドイツでは地方や街によってその扱いが異なり、デュッセルドルフでは慣例により月曜日がお休み（祝日ではないが学校も会社も店舗もお休み）。それに先立つ木曜日はカーニバルの始まりの日で（もっと厳密に言うとカーニバルの始まりは前年の11月11日なのだが、一度眠っていたカーニバルの精霊が木曜日の11時11分に起き出すとかなんとか）、市庁舎で派手な儀式イベントが行われ、街はカーニバルに入る。それに倣い、めぎの学校では11時11分で授業を打ち切り、金曜日も休みと定めている（金曜日も休みとするか否かは毎年職員会議で決める・・・学校は一年に4日間振替休日を設けることができ、めぎの学校ではそのうち2日間をカーニバル期間の金曜と月曜に使っているのだ。ちなみにカーニバルは正式には水曜日に終了するので、火曜日も休みにしている学校もある）。めぎの授業は午後なので、結果的にめぎは木曜日休みとなり（ドイツの学校教師は授業担当時間以外に出勤の義務がないので）、そんなわけでめぎは木曜日から月曜日まで5連休となったわけだ。カーニバルを祝う人は仮装してパーティーやパレードへ行って忙しい5日間になるはずだが、祝わない人はカーニバルをしないドイツ北部やオランダなどへ遊びに行ったり（そこでは平日なのでホテルなども安い）、ドイツ南部やオーストリアへスキーに行ったりする人もいるが、大半はうちでゆっくり休むみたい。
めぎもこの年末年始に大旅行をしたため、今回はおとなしく家に籠もって、掃除や確定申告の準備などする予定である。でももう1日終わってしまったわ・・・何もしないうちに。午前中には休みが嬉しくてベルリーナーを買いに行ったついでに撮影したりしたのだが、その後はこの真っ黒なパンを食べながらぼんやりのんびりしちゃった。この黒い色が何から来ているのか聞いたのに忘れてしまったが、これはフランスパンみたいな生地で中にレーズンとりんごの切り身が入ったパン。試しに買ってみたのが大当たりの美味しさ。外側はカリッとしてて中はふわふわもちもちで、レーズンとりんごの程よい甘さ。黒い色の味は特にしないが香ばしい。
この一週間天気もよく16～18℃くらいまで（ひょっとすると20℃の時間もあったのではと思う）上がったため、なんと水仙が開花。まあ日がよくあたる一部でだけだけど、本当はイースターの鐘であるはずの水仙がカーニバルに咲いてしまうなんて・・・
大抵はまだ咲いていないとは言え、もうかなりつぼみ膨らんでるし。
カナダガンたちもすっかり春と勘違いしてくわーくわーとにぎやか。シダレヤナギも薄っすらと緑のベール。
冬のような枝もまだまだいっぱいあるのだが、日差しはたしかに強くなってきたし・・・
サンシュユも咲いちゃったし・・・
そしてこれはオオイヌフグリよね。
太陽が高くならないと完全に開かないので、これを写した10時半頃はまだ半開き。ああ春ね～
本当は3月ってまだまだ冬の終わりの始まりのはずなんだけど。これから天気が崩れ、3月中旬にかけて最高が10℃を切り、最低が0℃前後にもなるようだ。まあそれが正しいのだろう。肌寒いうちにリペ島とペナン島の話を終えておかなくちゃ・・・せめてこの5連休の間に予約投稿を終わらせておきたいな。
いえ、チューリップがお祝いなのではなく、その下にピンぼけで写っている揚げパンがカーニバルの食べ物なのだ。ベルリーナーと言って、中にいちごジャムの入った揚げパン。めぎはオーソドックスな砂糖をまぶしたタイプので、うちのドイツ人は砂糖を溶かしてかけたタイプのもの。ベルリーナーは一年中売っているが、年に2回、大晦日とカーニバルに食される。理由は謎。
このチューリップはいただきもの。めぎ家では今年3つ目の赤いチューリップ。
カーニバルと言ってもドイツでは地方や街によってその扱いが異なり、デュッセルドルフでは慣例により月曜日がお休み（祝日ではないが学校も会社も店舗もお休み）。それに先立つ木曜日はカーニバルの始まりの日で（もっと厳密に言うとカーニバルの始まりは前年の11月11日なのだが、一度眠っていたカーニバルの精霊が木曜日の11時11分に起き出すとかなんとか）、市庁舎で派手な儀式イベントが行われ、街はカーニバルに入る。それに倣い、めぎの学校では11時11分で授業を打ち切り、金曜日も休みと定めている（金曜日も休みとするか否かは毎年職員会議で決める・・・学校は一年に4日間振替休日を設けることができ、めぎの学校ではそのうち2日間をカーニバル期間の金曜と月曜に使っているのだ。ちなみにカーニバルは正式には水曜日に終了するので、火曜日も休みにしている学校もある）。めぎの授業は午後なので、結果的にめぎは木曜日休みとなり（ドイツの学校教師は授業担当時間以外に出勤の義務がないので）、そんなわけでめぎは木曜日から月曜日まで5連休となったわけだ。カーニバルを祝う人は仮装してパーティーやパレードへ行って忙しい5日間になるはずだが、祝わない人はカーニバルをしないドイツ北部やオランダなどへ遊びに行ったり（そこでは平日なのでホテルなども安い）、ドイツ南部やオーストリアへスキーに行ったりする人もいるが、大半はうちでゆっくり休むみたい。
めぎもこの年末年始に大旅行をしたため、今回はおとなしく家に籠もって、掃除や確定申告の準備などする予定である。でももう1日終わってしまったわ・・・何もしないうちに。午前中には休みが嬉しくてベルリーナーを買いに行ったついでに撮影したりしたのだが、その後はこの真っ黒なパンを食べながらぼんやりのんびりしちゃった。この黒い色が何から来ているのか聞いたのに忘れてしまったが、これはフランスパンみたいな生地で中にレーズンとりんごの切り身が入ったパン。試しに買ってみたのが大当たりの美味しさ。外側はカリッとしてて中はふわふわもちもちで、レーズンとりんごの程よい甘さ。黒い色の味は特にしないが香ばしい。
この一週間天気もよく16～18℃くらいまで（ひょっとすると20℃の時間もあったのではと思う）上がったため、なんと水仙が開花。まあ日がよくあたる一部でだけだけど、本当はイースターの鐘であるはずの水仙がカーニバルに咲いてしまうなんて・・・
大抵はまだ咲いていないとは言え、もうかなりつぼみ膨らんでるし。
カナダガンたちもすっかり春と勘違いしてくわーくわーとにぎやか。シダレヤナギも薄っすらと緑のベール。
冬のような枝もまだまだいっぱいあるのだが、日差しはたしかに強くなってきたし・・・
サンシュユも咲いちゃったし・・・
そしてこれはオオイヌフグリよね。
太陽が高くならないと完全に開かないので、これを写した10時半頃はまだ半開き。ああ春ね～
本当は3月ってまだまだ冬の終わりの始まりのはずなんだけど。これから天気が崩れ、3月中旬にかけて最高が10℃を切り、最低が0℃前後にもなるようだ。まあそれが正しいのだろう。肌寒いうちにリペ島とペナン島の話を終えておかなくちゃ・・・せめてこの5連休の間に予約投稿を終わらせておきたいな。
2019-03-01 02:00
nice!(33)
コメント(7)
オオイヌフグリ こちらも満開です
黒いパン 気になりますね
肉の焦げたのかと思いました
by (。・_・。)２ｋ (2019-03-01 02:16)
源泉徴収制度は日本だけかな？
by Baldhead1010 (2019-03-01 04:15)
赤いチューリップ、パーロット系だ＾＾。 キレイだなぁ。
黒いパン、黒くするために何が入ってるんだろう・・・イカ墨か、炭かな。
by Inatimy (2019-03-01 07:02)
やはりベルリーナーは揚げドーナッツと言うか揚げパンだわ＾＾
ジャムと餡の違い。
5連休良いですね。主婦には無いお休みですね。
この黒パンの外はカリッとして中がふわふわもちもち。わたくしが連想したのは
メロンパンだわ＾＾ 色は違うけれどね。色はイカスミみたいなお色ですね。
最後の二枚、間違いなくオオイヌノフグリです。
by mimimomo (2019-03-01 07:13)
むむ、南部は休みなのか出勤なのか．．．
最近、ドイツと連携取りながらの仕事が多いので、まとめて休みを取られると、話が進まずちょっとピンチです。
by YAP (2019-03-01 08:07)
見た目は，，でもとっても美味しいのね、、
春のお知らせが，あちらこちらに
オオイヌノフグリの空色を野原で見かけると，嬉しくなりますよね
by engrid (2019-03-02 00:36)
11時11分に授業を打ち切り、とは、面白いですねぇ！
私が生徒だったら、時計ばっかり見ちゃいそうです。
柳のふんわりとした緑色、ああ、春だなあ…という色ですね。
by ネム (2019-03-02 18:04)