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モンテヴェルディのオペラ [ザルツブルク 2017年夏]

現在、2017年夏のザルツブルクの話を連載中。

ここまで滞在2日目の午前中の話をしてきたが、今日は滞在1日目にちょっと戻る。1日目はデュッセルドルフから電車を乗り継いでザルツブルクに到着し、宿に着いて一息ついてから、めぎの大好きなカフェへ。
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ラートラーというビールのスプライト割とアプフェルシュトゥルーデルを楽しみながらザルツブルクの新聞を読み、着いたわ~という嬉しさに浸ってからやってきたのはその日の音楽祭のオペラ。
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1日目と2日目の夜はモンテヴェルディのオペラを見に行った。2017年はモンテヴェルディ生誕450周年で、モンテヴェルディの完全に残っている3つのオペラが上演されたのだ。1つ目のオペラはめぎはまだ仕事があって見られなかったが、2つ目のオペラに駆けつける形でザルツブルクに訪れためぎ。それで1日目は「ウリッセの帰還」という17世紀のオペラを見に行った。ホメロスの「オデュッセイア」のお話である。上演されたのは、あのサウンド・オブ・ミュージックでロケに使われたこの会場。
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モンテヴェルディを見に行くと言うと、オペラに関心のある人の殆どは、それはつまんないよ~と言う。「ウリッセの帰還」はたしかに単調で最後にはちょっと飽きたが、これが昔のオペラなんだなあと思うとそれはそれで面白い。
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幕間に撮影。この年もここはただ写しただけで、特に何も飲んでいない。
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終わってからのカーテンコール。この日のオペラでミネルヴァとフォルトゥーナの役をやっているソプラノ歌手が素敵で印象に残った。
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そして滞在2日目の夕方。再び同じようにこのカフェで腹ごしらえをし・・・
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音楽祭の会場へ。
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この日の演目はモンテヴェルディのオペラで最も有名な「ポッペーアの戴冠」。
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たしかに有名なだけあって、昨日ほど単調でなく楽しめた。
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しかもこの日の主役のポッペーア役が昨日良いなあと思った歌手だったので、本当に楽しかった。その歌手の名前はHana Blažíkováといい、チェコ人。バロックの歌を専門に歌う人のようだ。YouTubeに出ているのも古楽器との共演ばかり。よかったらどうぞ。



素敵な歌手や演奏家、素晴らしい音楽に巡り合うことができるのもめぎの音楽祭の楽しみ。良い幸先だわ~
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撮影: Xperia Z5
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Baldhead1010

日本では梅雨前線豪雨により、100人近い方々が亡くなられたり行方不明になっています。

時間雨量100mmは昔の話。
今は120mmなんてざらです。
これからはこんな雨が普通になってくるでしょうね。
河川の断面も堤防の強度も不足しています。
住むところがなくなってきます。
by Baldhead1010 (2018-07-08 04:27) 

YAP

昔からの形の劇場が今もこうして残っていて使われているというのがヨーロッパの伝統であり文化なんだろうなと感じます。
by YAP (2018-07-08 06:48) 

(。・_・。)2k

昨日 刺激されて24mmだけで
スナップに出かけました(^^)

by (。・_・。)2k (2018-07-08 11:15) 

sheri

めぎさんのレポでこの会場の写真を見るたびにあのラストシーンを思いだします。
by sheri (2018-07-08 12:44) 

ネム

オペラ、もう何年も行ってません。。
20代後半ごろは、友人が出ているのにちょこちょこ行ったのだけど、プロのはなかなかのお値段になるし、すっかりご無沙汰になってしまいました。
音楽三昧、素敵な旅ですねぇ!
by ネム (2018-07-08 23:01) 

miffy

好きな作品を好きなだけ見れるのって良いですね~
by miffy (2018-07-08 23:31) 

engrid

その土地の新聞を読みながら、ほっとひといきついて
なんだかとてもいいですね
by engrid (2018-07-10 00:54)