ハープサルを去る [エストニア]
現在、2011年夏のエストニアの話を連載中。
ハープサルの鉄道博物館を後にしためぎたちは、タリンへの帰途につく前にそのあたりを車でうろうろ。途中でこんなのが目に入って、ちょっと車を降りてみた。
16世紀に建てられたお城で、17世紀以降はドイツ貴族の持ち物だったらしい。20世紀初めに婚約者の要望で改築を始めたが、持ち主が亡くなり、そのままに。その後ソ連が資材を軍事施設に使い、城はこのような形で取り残されたのだとか。
どおりで、古い城跡のような、でも新しく建てようとして完成しないまま置き去りにしたような、不思議な雰囲気なのね。この話はこちらから。
タリンでは石造りの建物をたくさん見かけたけど、エストニアの田舎に来ると石造りはあまり無い。普通の家はこんな感じ。結構カラフルなのが多い。
その近くにまた海が見えた。
海で遊ぶ男たち。
美しい海を後にして・・・
めぎたちはタリンへ戻った。
以上でタリンからハープサルへの日帰り旅の話はおしまい。もう一日、自然いっぱいの国立公園の地域へ行った話もあるのだけど、それはまたいつか機会を見て。
撮影: D40x + 18-200mm
2017-06-11 02:00
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コメント(6)
木材を使うのよりも石材を使う方がよほど労力が要りますね。
木の生えないところは石に頼らないと仕方ないですが。
地震が少ないことも石の文化には貢献したでしょうね。
by Baldhead1010 (2017-06-11 04:47)
お城、ファサードがおしゃれですね^^。
このまま崩れていっちゃうのかしら・・・もう再建しないのかなぁ。
もったいないな・・・。
by Inatimy (2017-06-11 06:16)
日本のバブルがはじけた時期を思い出すような建物の残骸(--
by mimimomo (2017-06-11 06:34)
廃墟のようになったお城は、そのいきさつを知ると寂しいものがありますね。
最後の写真のクルマはなんだろう?
かなりの年季ものですね。
by YAP (2017-06-11 06:39)
このお城は、エストニアの歴史ですね。
ソ連やドイツの支配下にあって、色々変貌し、現在に至ったのですね。そのうち、歴史的博物館に改築されるのでは。
by テリー (2017-06-11 07:27)
壁一枚ずつで残ってる感じかしら
不思議で、魅力的、、、風化しないといいな
海、気持ちよさそう、、
by engrid (2017-06-11 08:56)