久々の自宅での日曜日

この日曜日は、朝起きたらうっすらと雪化粧の景色が広がっていた。



一日中マイナスだったけど、雪は徐々に消えていった。デュッセルドルフやケルンの辺りはドイツの中では最も温暖で、雪は降ってもそれほど積もることはない。



今まで、欲しいレンズを少しずつ買い揃え、カメラ雑誌や教本を読んであれこれ試し、単発のだけどスクールにも何度か参加してみたけれど、上手くなるどころかどうも下手になる一方というか・・・何を撮ってもしっくりしない不満な日々が続いている。



だからボルネオでは写真撮影からも休暇を取り、敢えて良い写真を撮ろうと頑張ったりせず、撮りたいなと思ったものだけ適当に撮ってきたのだが、それもまた暗すぎたり中途半端だったりして、たいして撮ってないつもりなのに終わってみればそんなゴミ写真ばかりJPEGデータだけでも27ギガもあって（そのほとんどはV3の撮影で、つまりフルサイズのより一枚のデータが小さいのに！）、うちのドイツ人に呆れられた。

もっと、フィルム時代のように、この一枚に懸けるつもりでキッチリ調節してこれぞというのを撮るようにすれば？と痛いお言葉・・・そうねえ・・・それじゃ今年はマニュアルで撮ることにしようかしら。そうすれば、一枚にもっとじっくり向き合うものね。そう思ってマニュアルで撮ってみたものの、これなに？というのしか撮れない。なんか私、ホントセンス無くて、もう写真なんてやめた方がいいかも、とスランプ中。



さて、日曜日は久々にマウスを見ながらのブランチ。ボルネオで飢えた黒パンや生ハム、美味しいチーズなどを用意し・・・



これまたボルネオで飢えた美味しいコーヒーと共に。



ボルネオは暖かくて光いっぱいで湿度がお肌に良くて花も植物も美しくて果物が素晴らしくて食べ物も美味しかったけど、時に暑すぎて体力が消耗して機敏に動けないし、宗教柄豚肉が御法度で食べられないし、アルコールも御法度で手に入るのは外国人向けのお値段だし、コーヒーもあまり美味しくなく、やっぱりドイツがいいわねぇと思うものも。そういう日常を見直し、再発見できるのが、旅の良いところかしらね。

撮影：　D600 + 20mm(F1.8)

コメント 6

ここ何日かは対象物がないので（空も焼けないので）、朝のお月様を撮っています。

やはり、無理に撮ろうとすると、感性が鈍るみたいです。
by Baldhead1010 (2017-01-16 04:50) 

写真はもともとお遊びだから、肩の力を抜いて＾＾
旅行の良さはわたくしにとっては日常からの脱走（＾０＾
その副産物が「歴史のお勉強」だったり「日本の良さを知る」ことだったり、いろいろあって旅は止められないです＾＾
by mimimomo (2017-01-16 07:35) 

うちの写真は感性関係ないので誰でも撮れるのですが、こちら、いいお写真が多いと自分は思います。
by 足立sunny (2017-01-16 07:52) 

私も未だにまだ写真にそれほどまでに興味なかった頃に撮ったものを超えられないんですよねえ。
純粋に撮りたいものを撮っていた頃の純真な心が濁ってきているのかも。
初心に戻らねばと思ってます。
by YAP (2017-01-16 08:18) 

写真を見る目というか基準が高くなったので、
その分ご不満も溜まるのじゃないでしょうか。
．．．素人目ながら、そんなに酷い写真とは思えないのだけれども。
でも、めぎさんご自身で納得のいく写真が撮れると良いなあ。
わたしもそのときの写真とても楽しみです。
by ナツパパ (2017-01-16 08:52) 

お写真はご自分でご自分のハードルを上げてしまっているのでは？
経験をつんだ分、腕も上がっていると信じましょ。（って自分に言い聞かせているんですが・汗）

私はめぎさんのドイツの様子のお写真とか、お花の写真とかいいな♫と思います。
by sheri (2017-01-16 11:39)