朝食 [2013-14年年末年始 ボルネオ]
現在、年末年始のボルネオ旅行記を連載中。今日は1階の朝食レストランのお話を。
昨日ご紹介したクラブラウンジの至れり尽くせりの朝食はとても心地よかったのだが、建物の中で外に出られないという難点があった。朝食時間はまだそれほど暑くなくて、かつ朝はいつもよく晴れていて光いっぱいで、外の清々しくでも湿り気の多い空気を満喫できる貴重な時間帯だった。それで、1階の朝食レストランを利用することにした。そこだとテラスの席で海風を感じながら食べられるのだ。しかも喫煙席まであり、うちのドイツ人が一服することもできるので、ゆっくり朝食をいただける。(タバコを吸う方ならお分かりいただけると思うが、一服できるとできないとではそのテーブルに座っていられる時間に大きな差が出る。めぎはゆっくり朝食をとりたいので、一服したくてイライラされて慌ただしく急かされるのは嫌なのだ。)
うちのドイツ人の朝食の定番は、牛肉で作ったベーコンを焼いたものと豆。ちょこっとだけ現地らしく中華の蒸し物も。
めぎの朝食はの定番はお粥に麺。
時々コーンフレークも。
卵料理はめぎはいつもオムレツ、うちのドイツ人は目玉焼きの両面焼き。
席からはこんな景色が見えた。
ちなみにレストランの禁煙テラス席はこんな風で・・・
レストランの中はこんな風。
クリスマスのお菓子の家が飾られていた。
以上、豪華で至れり尽くせりの朝と夜をいただいて、別世界にいたかのようだ。ここはまさに別世界で、ホテルの山側の窓からは・・・
こんな家々が見えていた。
ラウンジで出会った係のあのドイツ人も、ホテル内の感覚と外の暮らしの感覚は天と地との差がある、と言っていた。働いている従業員の暮らしも、ホテルの雰囲気とは全くかけ離れていると。彼らもこういう家に住んでいるのだろうか。本当はどんな暮らしをしているのだろう。日々このような豪華な食事を提供し、片付け、ワインを注ぎながら、本当はどんなことを思っているのだろう。あのチャーミングな笑顔の裏に、どんな気持ちが隠されていたのだろう。いつか、今度はもっと人々に触れてみたい。どうすれば触れられるのかは、まだ全然分からないけれど。
撮影: Nikon 1 V1 + 10mm(F2.8)
2014-01-19 02:00
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コメント(9)
外の空気を吸いながらお食事というのも悪くないですね。
冬のドイツではバルコニーでのお食事ができないでしょうし、気持ちよかったのではないでしょうか。
こういう国に行くと、いろいろ考えてしまうことも多そうですね。
by YAP (2014-01-19 06:57)
外国に行くと日本の「出汁」の効いた食事が恋しくなります。
by Baldhead1010 (2014-01-19 06:59)
これだけ長く拝読していて、ドイツ人さんのお好みはオーバー・ハードと初めて知りました。普段デュッセルではサニー・サイド・アップしか見かけないので、めぎちゃんのお好みに合わせてらっしゃるのかな。ふふ。チャーミングなサーヴィスを受けられ、ホスピタリティに寛げたのでしたら、それはめぎちゃん達お二人がチャーミングなカスタマーだったということですヨ。
by もんとれ (2014-01-19 08:33)
ボルネオ島は、石油を産出することから、戦時中は日本が一時占領していました。現在は3か国が領有している、複雑な歴史がありますが、現地人の日本人に対する感情はどんなものなんでしょうね。半世紀以上も前なので、関係ないんでしょうかねえ。
by たいちさん (2014-01-19 10:12)
東南アジアのリゾートというと、私はビンタン島(インドネシア)に行ったことがありますが、バンヤンツリーという海上コテージ風のホテルが良かったですねぇ。マッサージ三昧で。。でも少し退屈してしまって。。あとは、ハワイのハレクラニにまた泊まりたいです。
by ぽりぽり (2014-01-19 11:41)
こう言うリゾートホテルのようなものって外国人が多いのでしょうね。
現地の方の暮らしとは全然違っているのかしらね。
by mimimomo (2014-01-19 15:55)
リゾートの中は天国のような暮らしですものねえ。
こればかりは、上を見ればキリのないことですし。
でも、現実に見えてしまうと、考えちゃいますね。
by ナツパパ (2014-01-19 16:32)
朝食にお粥や麺があるのがいいですね~。
パンやコーンフレークも好きだけど、お粥や麺があるなら、それをれ選んじゃうな♪
by Inatimy (2014-01-20 07:16)
マレーシア人の平均収入も、ここ数年、どんどん上がっているようですが、やはり、未だ低いのでしょうね。
写真の水上生活者が、リゾートホテルで、働いているとは、思いませんが、どんな暮らしをしているかは、興味がありますね。
もっとも、水上生活をしている部落は、これは、これで、観光スポットになっているところも沢山ありますね。多分、撮影されたところも、そうではないかという気がします。
by テリー (2014-01-20 11:46)