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D50とD600 [カメラのこと]

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現在、お借りしたD600と蜜月中。

撮り比べしようと思った訳ではないけれど、たまたまいい具合に似たような条件で同じ場所を撮影できたので、比較に同時掲載しようと思う。まずはD600を借りる一日前、3月18日の撮影だ。術後の検診のために外出したのだが、とてもいい天気だったので思い切ってD50を携帯した。D50はかなり古いDXタイプのデジイチ。それに便利レンズの18-200mmのズームレンズをつけて。カメラがバッテリー込みで600g程度、レンズは560g、計1.1キロ程度。
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この日は寒かった。
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水仙もまだだった。
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それでも満開を過ぎたらしい花があって・・・
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春の勢いを感じた。
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ここまで見て、どうもやっぱり青いけど、十分綺麗だと思いません?D50とは2005年にデジイチ初心者向けに発売されたカメラで、同じDXでも今時のD7100などとは雲泥の差があるはず。それでもこれだけ綺麗に写るのだ。それも、便利レンズと呼ばれるレンズを使って。

よく仕事で通ってコンデジ撮影したのをご紹介しているこの公園。以下、ずっとこのD50+18-200mmレンズで。もう少し露出補正をして明るめに写せばよかったかな。
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それから約一週間後の3月26日、今度は仕事でここを通った(学校は休暇中であるが、この日は仕事があった)。またもや天気が非常によかったし、仕事と言っても荷物が少なかったので、思い切ってD600を持ち出した。でも、あの魅惑の24-70mmのレンズではなく、70-300mmの方をつけた・・・ここではやっぱり望遠を使いたくなると思ったから。その代わり、広角はこれで我慢しなければならなかったけど。
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70mmでは池までは写せないわねえ。池へのラインタワーの映り込みを写すのが好きなんだけど、残念。こういうとき、やっぱり便利レンズはいいわよね。仕事に大きなレンズ2本抱えては行けないし、急いでいる途中で写すから付け替えている暇もないし。ちなみにD600本体はバッテリー込みで850gで、70-300mmレンズは745g、計1.6キロ程度。あ、めぎの仕事鞄にはそれが余裕で入る。なにしろいつも教科書やら辞書やら何冊も持って歩くからね。重いものも持ち慣れているのだ。

望遠はいっぱい楽しめた。
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そうそう、このエジプト雁を見つけたとき、ちょうど大きなワンちゃんがそばを通り過ぎたのだけど、とってもしっかり躾けられたこのワンちゃんはこの雁には目もくれず、また雁も全く危険と思っていないようだった。
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めぎが写真を撮りながら通り過ぎてもそのまま佇み、さらに、別のワンちゃんも横を散歩していったけど、やはり雁には目もくれず、雁はずっとそのままだった。
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・・・といったことを書きたくて写真を撮っているめぎ。写真家のように、今日はあそこであの写真を撮るぞ、だから機材はこれとあれと、逆光で撮りたいから時間はいつ、場所はあそこから、と予め考えるのではなく、歩きながらたまたま出会ったものをその瞬間に撮る、というのが基本的なスタイルなのだ。うちのドイツ人はそれを、フォトグラファーじゃなくてジャーナリスト、などと素敵な言葉で言い表してくれているけど、つまりはお散歩撮影なのであって、それどころか通勤撮影なのであって、20万円前後する素晴らしいレンズを揃えて三脚を持って行ってじっくり撮る、というようなスタイルではない。趣味としてそういう撮影の仕方を始めたい気持ちもあるが、それならまずは単焦点から入って基本をしっかり身につけるべきかしら。そして、いつものお散歩撮影スタイルには、やっぱり便利レンズが必要、ということなんだろうな。ちなみにFX用の便利レンズ28-300mmは800g。重いけど、その重さのを2本持って歩くよりはねえ・・・F値は3.5-5.6で、今持っている望遠レンズと比べて悪くないし。でも、やっぱり、面白味には欠けるんだろうな。あのF2.8を知ってしまった今は、それに匹敵するレンズを何か一つ持たないと、撮影そのものを楽しめなくなってしまいそうな気がする・・・と悩みはさらにスパイラル。

仕事を終えてこれは帰りの撮影。
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いつもと違ってこのあとの授業のために急いで移動する必要がないので、ちょっとゆっくり撮影を楽しんだ。もう少し後ろをぼかしたかったなあ・・・後ろの池がきらきらしているのを撮りたかったのだけど、望遠300mmでは絞り開放でもF値は5.6。これが限界なのよね。
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植物のズームは楽しかった。
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鳥さんたちのズームも。動くものを相手にすると撮影が下手なのが顕わになるけど、楽しかった。もう少し暖かくなったら、撮影の練習に鳥さんたちに相手してもらうことにしよう。
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この日も寒かった。こんなに明るいのに、手が悴んだ。
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いつも鵜がいるあの木の下には・・・
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鵜の横にエジプト雁たちがいた。どうもここ数年でエジプト雁の数が多くなったなあ。
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これは一週間前にも撮った植物ね・・・この一週間はずっと気温が低くて、あまり育たなかったようね。でも、カメラとレンズでずいぶん雰囲気が違って見えるわねえ。こちらの方が新芽の柔らかさが出てるわね。
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皆様はどちらがお好みでした?前半のDXカメラD50の写真?それとも後半のFXカメラD600の写真?いや、もちろん、レンズも違うのだけど、それはさておき。DXとFXの違いを知らない方も、写真の印象では、どちらがお好みでした?
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Baldhead1010

私はカメラ任せにせずにほとんどマニュアルでそれもアンダー気味に撮っています。
露出オーバーの写真は後での補正がほとんど効きませんが、アンダーはどうとでもなります。
同じ会社のレンズであれば、レンズの違いよりも、CMOSセンサーの違いが色合いに出るように思います。
by Baldhead1010 (2013-03-30 05:06) 

ちばおハム

D600のエジプト雁の後ろ姿が好きです。
私は全くの素人なのですが、D600の明るさが冬の光景にあっている気がしました。
by ちばおハム (2013-03-30 05:54) 

Inatimy

カメラのことは詳しくないので気に入った写真でしか言えないけれど、今回の中では、D50+18-200mmレンズで撮ったバンの写真が印象的でした♪ 
春分過ぎてだいぶ明るくなってきたけれど、夏の強い光の中で撮影すると、また違ってくるのかしら。 それぞれ特性があるのかな。
by Inatimy (2013-03-30 06:51) 

YAP

写真の楽しみ方は人それぞれでいいんじゃないですか?
私も「ジャーナリスト」スタイルですよ。
D50もなかなかいいと思いました。
ちょうど私の EOS 60D + 便利ズームが同じくらいの立ち位置にいるのではないかと。
きっと、私のような素人レベルではフルサイズ機でもAPS-C機でも劇的な違いを出せないんでしょうけど、けど、D600や6Dのような機材ががんばれば手に届きそうな価格というところで、誘惑されるんですよね...
by YAP (2013-03-30 07:03) 

ぽりぽり

赤足クン達が面白い場所にいますねぇ〜。 私も、望遠域は外せないです。 35mm換算で最低で300mmは欲しいところです。めぎさんの撮影スタイルは確立されているので、DXを使い続けるのが良いですね。ただ、写真の幅を広げるのにはFXの投資も価値がありそうです。(私自身も以前から気になっております。)
by ぽりぽり (2013-03-30 09:29) 

HIROMI

どちらのカメラも十分に、すっごく美しく撮れていると思います。
by HIROMI (2013-03-30 14:32) 

マリエ

鳥を撮るのは本当に難しいです。めぎさんの撮る鳥たちはいつもかわいいですよ~、春の気配、芽吹き、伝わってきました。どちらもいい感じですね♪
by マリエ (2013-03-30 16:02) 

ナツパパ

どちらも好きですが...どちらかというと、D600の方でしょうか。
もし財政的に可能であるのなら、今回はチャンス、と思いますが。
by ナツパパ (2013-03-30 18:14) 

ふーみん

カメラの事わかりませんが最後の柳と雁が好きです。
by ふーみん (2013-04-01 15:47)