部屋からの眺め [イタリア・ウンブリア州]
現在、昨年夏のイタリア旅行記を連載中。
昨日の朝食の件、そう、イタリアは美食の国なのに、お昼や晩の食事はどこもとても美味しいのに、朝食だけはどうもイマイチなのだ・・・めぎが今までイタリアを旅したのはたったの3回で、それで言い切ることはできないが、安いホテルでも高級なホテルでも等しく朝食はまずかった。あんなに美味しい生ハムのある国なのに、朝食ではそれがバイキングに並ばないし、ホテルに朝食ルームがなくて近所のカフェで朝食をとる形のホテルが多いのだけど、パンとハムは全く美味しくない。ジュースも美味しくない。ローマの安ホテルに至っては、コーヒーさえまずかった。どうしてなのかしらね。
さて、ホテルの部屋からは、比較的過ごしやすい気温になる早朝と夕方のみ窓を開けて外を眺めることができた。これは朝。町の大半が山の陰になって、まだ日が当たっていない。町はうまく作られているなあ。
麓に近い辺りはもう朝日が射している。
高台のこの辺りはまだ陰に。これはめぎたちの部屋からすぐ近くのおうち。言葉を交わせるほどお近く。
涼しい時間にお仕事中。
屋根を見ていると面白くて何枚も撮影してしまった。
そうこうしているうちにここにも日が射すようになっていた。
ああ、今日も暑くなりそうね。
それからめぎたちは散歩に出かけたのだが、お昼には暑くて部屋に引き上げ、買ってきたお総菜を部屋の中でつまみ、ワインも飲んで昼寝をし、夕方になってからもう一度出かけるという日々を過ごした。窓をちょっとだけ開けて光を入れて昼食中。
ワイングラスじゃなくて雰囲気はないけど、このデザートワインはとても美味しかった。
イタリアの果物も、太陽いっぱい浴びていて甘い。
せっかくイタリアに来て買ってきたお総菜で食事したり昼寝したりなんて、勿体ないと思われるかも・・・これがやっぱりヨーロッパ暮らしの良さというか、またいつでも来られるという気安さというか、これが特別ではなくなった現実というか。食事に関しては、お金も湯水のようにある訳じゃないし、現地の食事はレストランだけじゃ味わえないし、という言い訳もあるが、昼寝に関しては、これはやっぱり旅行というより休暇なのだ、というしかないかな。
そしてまた夕方に。
もうお仕事してないわ。
太陽の光と石が素晴らしい色を演出。
ふと下を見ると・・・
猫ちゃんが2匹。
あ、こっち向いてくれた♡
向こうにはワンちゃんたちが登場。
いったい何匹いるのかしら・・・大きなおうちなのね。
2013-03-18 02:00
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コメント(12)
地中海の果物、甘いでしょうね^^
by Baldhead1010 (2013-03-18 04:37)
イタリア人は朝食には情熱がないんでしょうか…? 以前に自分で作ったパンに塩を入れ忘れたことがありましたが、やはりおいしくなかったです。こうして間近におうちが見えると、地元の人の暮らしぶりが垣間見えて面白いですね。
by stellaria (2013-03-18 05:20)
こんなに古い街並みの中にも人の生活があるというのが感動です。
by ちばおハム (2013-03-18 06:07)
イタリア・・・良いですねぇ。
ギリシャには行ったことがあるのですが、やはりちょっと雰囲気が違いますね。
by 駅員3 (2013-03-18 07:46)
イタリアの食事はイギリスとは逆ですね。
イギリスでは、無難なホテルの朝食が一番まともでした。
ドイツも比較的イギリス寄りのような気が...
私の知っているドイツは、シュトゥットガルト周辺の塩っ辛い地域だけではありますが。
by YAP (2013-03-18 08:05)
美しい景色を見ながら宿でのんびりという休暇の過ごし方がぜいたくです。どうしても観光地をあちこち見て回りたくなります。
by luces (2013-03-18 08:26)
そこに住む人の生活に触れるのも旅の楽しみですよね。
わたしは観光地を回るより、そちらのほうが好きです。
現地のネコちゃんを見るのもすきです。
by HIROMI (2013-03-18 10:10)
フランスに遊びにきた友人も「美食の国のハズなのに朝食はお粗末だなー」と首傾げていました。カフェのさくさくクロワッサンとカフェ・クレームならまだいいほうで、家庭なら前日のバゲットの残りを焼いてヌテラかマーマレードつけるか、ビスコッティと珈琲でおしまい。最初は塩気の物が欲しくて欲しくて、下宿先のベランダでどん兵衛とかスルメイカを食べたり、通学途中にパン屋でキッシュや惣菜パニーニを買って、囓りながら歩いてました。
夜遅くまで時間かけて重い料理をたっぷり食べる国は胃も疲れてるから、朝食は取り敢えず目を覚ますためのダイナモ程度なのでしょう。南イは今も出勤してからバルにエスプレッソを飲みに行くのかしら。
日よけで作業する女性が映画のよう。「マカロニ」という映画で、やはりこういう日よけをかけたお婆ちゃんが車椅子の上で作業していて、日が傾き、息子がそろそろ家に入るかと訊くと断るのです。「ここでいいよ。今が一日で一番美しい時間だからね」。
by もんとれ (2013-03-18 15:04)
観光地ではなく、地元のごく普通の日常が見れて楽しいです。
屋根、ほんと面白い!のんびりお部屋で食事もいいなぁ~♪
by マリエ (2013-03-18 15:56)
気安さ、現実、分かる気がします。
私は生活圏から出ることは滅多にないけれど、それでも遠出した先では
日本滞在よりはるかにのんびり。 観光ポイントより裏道散歩。
たま~に行く日本のほうが、せっかくだからと過密スケジュールで動いてます(笑)。
一枚一枚微妙に色が異なる屋根瓦がいい味だしてますね。
ベランダにかけられたレースの布のタープがオシャレ。
雨、ほとんど降らないから、そのままなのかな。
by Inatimy (2013-03-18 17:33)
住宅密集地ですが、日本のそれとは違って、統一感があるから、素敵に見えますね。1軒あたりも大きな家が多いからかも? ハリウッド映画で主役が屋根伝いに激走する映像が浮かびました。
by ぽりぽり (2013-03-18 19:01)
というか、イタリア=昼寝(シエスタ)なイメージです。(*^_^*)
by はづき (2013-03-19 22:20)