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旅の内訳 その2 宿泊編 [スペイン北部(バスク・カンタブリア)]

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これは昨日の記事の続き。昨日のを読んでいない方は、ちらっと先に読んでくださいね~どうしても読めない方、これは、7泊8日のバスク旅行でかかった全費用は1664ユーロ(一人当たり832ユーロ=約10万円)、そのうち宿泊料は二人で360ユーロ=約4万5千円(一人当たり一泊約3千円)だったというところの続きです。
(↓ここは残念ながら泊まれなかったところ。フランスの見える高台のこのペンシオンに泊まってみたかったな~)
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今回の旅では、めぎ家は一泊二人で40~45ユーロ程度(二人で一泊5300円前後)を目標に宿探ししたのだが、現実は大半が44~50ユーロ(二人で一泊6000円前後)だった。それでも、ドイツでは安宿もすっかり値上がりしてオフシーズンでも60~70ユーロ以上(一泊8000円前後)が普通になってしまったことを思えば、スペインではまだその価格帯に抑えられていてラッキーだった。事前にはどこも予約せず、その日その日に着いた町で探したのだが、その際参考にしたのはドイツ語のスペインのガイドブック(Michael Müller Verlagの"Spanien")。余談だが、3センチ以上の厚さのそのガイドブックでめぎたちが必要としたバスク・カンタブリア地方の部分は5ミリ程度しかなかったけれど、85ページにわたって絵や写真などは極力抑えてぎっしりと小さな文字で案内が書かれてて、安宿情報もさることながら町ごとの特徴や歴史の説明なども非常に情報が豊富。結構小さな町のことも紹介されてて、移動中運転手(=うちのドイツ人)に今通っているところの説明をめぎがバスガイドのように朗読する、なんていう楽しみも。下の写真は、ガイドブックには、観光地化した町だけどその度合いが悪くない、などと書かれてて、どんなんだろ、と思ったらなかなか美しかったので、ビューポイントで車を止めてもらったLekeitioという町。ゲルニカからサンセバスティアンに向かう途中の海岸沿いにあった。
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さてさて、宿の話に戻らなきゃ。安宿は英語ができる人が滅多にいなくて、部屋があるか、値段はいくらかを聞く程度のスペイン語ができると便利だろう。たいてい地元のおばちゃんって感じの人がやっていて、宿代も現金手渡し即金払い、次の日は鍵を部屋に置きっぱなしにして出てってね、11時過ぎにチェックアウトするならお金は明日の朝でもいいわよ、というシステムだった(スペイン人の朝は異常に遅い)。ホンのちょこっとでもスペイン語ができればスペイン人は特別にフレンドリーだった。
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ではここで、みなさまにめぎの泊まった宿を全部公開しちゃいます!スペインで一泊一人3千円くらいの宿とはどんな感じか、どうぞご覧あれ。

1.3月29日(月)
まずは一泊目、サン・セバスティアン(バスク最大のリゾート避暑地)のペンシオンPension Loinaz。旧市街の古い建物。バストイレ共同。48ユーロ(一人当たり24ユーロ=3千円弱)。
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↑ここはエレベーターがないから荷物が多いと大変だろう。ちなみに駐車場もなく、車は自分で駐車料金を払ってどこかに駐めてくるしかない。旧市街には車は入れないため、荷物運びが結構大変だった(これらの件は基本的にどの町も同じ。ただ、駐車場代に関しては、日曜祝日はスペインは駐車無料になるため、それにずいぶん救われた。)。




2.3月30日(火)
次に二泊目、パンプローナ(ナバラ州の州庁所在地)のオステルHostel Bearan。やはり旧市街の古い建物。シャワートイレ付き。エレベーターもあり。46ユーロ(一人当たり23ユーロ=一人当たり2850円くらい)。ここのお兄さんは英語ができた。
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3.3月31日(水)
三泊目はサンタンデル(カンタブリア州の高級リゾート地)の市街地のオステルHostel Los Caracoles(HP無し)。非常に古い建物でバストイレ共同。エレベーター無し。ダントツの安さで30ユーロ(一人当たり15ユーロ=約1860円)。
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↑右の写真の椅子が安さを物語ってるでしょ。実は窓もちょっと壊れててきちんと閉まらず、夜中は寒いわ外が聖週間の始まりの夜で酔っぱらいでうるさいわで、散々だった。とても古くてギシギシ音のする木造の廊下や階段やぎーっと音がするドアは面白かったけど、夜中の3時や4時に帰ってくる人がいるとその音で目が覚めちゃうし。

次の日に本来の高級リゾート地帯に足を踏み入れて、サンタンデルってこんなハイソなオサレなところだったのね~とびっくりした。同じ町でも場所によって全く印象が異なるものだ。




4.4月1日&2日(木・金)
四泊目と五泊目はサン・ビセント・デ・ラ・バルケラ(カンタブリア州の小さな港町)のペンシオンPension Liebana(HP無し)。バストイレ付き。一泊44ユーロ(一人当たり22ユーロ=約2700円)。
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↑天井に窓がついていて明るかった。ちょうど聖金曜日の頃で、スペイン人は夜通し大騒ぎ。あのキリスト磔の行列の厳粛さとは裏腹に、こんなにお酒飲んで大騒ぎするなんて。かたや磔行列のないドイツのプロテスタント地域の聖金曜日は娯楽施設も閉まって、一昔前は居酒屋もレストランも閉まってて、本当に静か。だって、聖金曜日は磔になった人の死を悼む日だから。単にカトリックとプロテスタントの習慣の違いと言えばそれまでだけど、そのあまりの喧噪にどちらが本当に信仰心が厚いと言えるのか、色々考えてしまっためぎだった。そういえば日本ではお通夜に飲んで騒ぐよな~死を悼むというのは必ずしも静かにすることじゃないのね、とめぎなりの納得をしてからはその喧噪も面白く感じたのだが、うちのドイツ人は気が狂いそうになっていた。もともと人混みの喧噪が嫌いだから仕方がないけど、いちいちその喧噪に反応して眠れないと夜中に文句言いまくって電気つけて本を読み出しちゃうことの方がよっぽどめぎには邪魔だわ、と思ったものだった。そんなこと言ったら火に油を注ぐだけなんで何も言わなかったけど。ホント、めぎってものすごく諦めがよくて我慢強いわ~♪

↓この写真は拡大するとボケボケ。この辺りはあんまり注目されてないのかな。でも、見たところ開発の進み具合はすごくって、ここ5年くらいで相当観光地化が進んでいるという印象。数年後にはここもメジャーになっているのかも。




5.4月3日(土)
六泊目はオンダリビア(バスク州のフランス故郷の小さな港町)の一つ星ホテルHotel Palacete。さすが復活祭直前の土曜日とあってここしか空いているところが見つからなかったため予算を大オーバーし、一泊92ユーロ+7%のTax(一人当たり約6200円)。シャワートイレ付き。朝食付き。ここはちゃんとロビーやチェックインカウンターがあって、若いお姉さんがフランス語話してた。フランス語よりブロークンみたいだったけど、もちろん英語もできた。
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↑階段とかはカッコイイけど、この部屋を見る限り、今までの一泊3千円のと大差ないと思いません?一泊3千円でもテレビついているところがほとんどだったし、バストイレ共同も3部屋で2つのバスルームを共同って感じでほぼ貸しきりだったし、3千円の方がベッド広かったりもするし、朝食なんてスペインでは2ユーロ程度で美味しいコーヒーと焼きたて特大クロワッサンが食べられるし、6千円も出す価値はあんまり無い。一人一泊2万円とかならきっと全然違うんだろうけど。

でもね、一つ星といえどもさすがホテルだけあって、旧市街のホテルのすぐ近くに駐車する特権を与えられた。ホテルから見える路地に、ほら!
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ロビーのお姉さんがフランス語話してたのは、入り江の向こうに、ほら、こんなに近くにフランスがあるから。ここが国境と言われてもピンと来ないなあ。ただ、ちょっと向こうの方がお洒落な気がするのは、気のせい?それともやっぱりおフランスは違うのかしら。
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6.4月4日(日)
そして最後の七泊目は再びサン・セバスティアンだが、別のペンシオンPension Amaiur。サンタ・マリア教会の隣の非常に古い建物で、エレベーター無し、シャワートイレ共同。だがキッチン付きだし、バスルームも素敵だった。50ユーロ(一人当たり25ユーロ=約3100円)。ただ、このベッドは二人ではかなり狭かった~
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ホント古くて、傾いた急階段を上るうちに平衡感覚をなくすような感じ。でも、いい雰囲気だというのがお分かりいただけるかしら。
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階段踊り場には、上にニューヨーク、真ん中に東京、下にDonostia(ドノスティア=サン・セバスティアンのバスク語名)の時計。ここにはヨーロッパ人の他にはアメリカ人と日本人がよく来るってことが伺える。バスク・カンタブリア地方では最近ヨーロッパで非常に多くなった中国人ツアー客は全く見かけなかったが(というより外国人自体をほとんど見かけなかったが)、サン・セバスティアンには日本人を含め外国人がよく来るのだろう。ヨーロッパ向けにはスペイン語を使わずあえて地名をDonostiaと書いているあたり、さすがバスク。
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みなさま、いかがでした?旅費も宿も食費もお小遣いも全て込みで一人当たり10万円という予算があったら、どこへどのくらいの期間どんな旅をしたいと思います?めぎはね、スペイン7泊8日間貧乏旅行もとっても楽しかったけど、もし東京に住んでたら、ロマンスカー乗って箱根へ向かって強羅の老舗温泉旅館にゆったり2泊くらいしたいな。真鶴や伊豆の民宿に5泊くらいして海の幸三昧の一週間もいいな。でも、ここからは日本への飛行機代だけで10万円飛びますからねえ。
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一人当たり10万円で日本からスペイン7泊8日の旅をするのは不可能だけど、ここから飛行機代を除くと約9万円。二人で飛行機代別で18万円出せばレンタカーして1500キロも走って美味しいもの食べて美味しいお酒飲んで綺麗な景色見てちょこっとチーズと生ハムとリオハワインのお土産買って7泊8日のスペイン旅行ができますよ~バスク・カンタブリア地方に関しては、夏はどうか分からないけど、今回見た限りでは観光客の99%はスペイン人。サン・セバスティアンやビルバオのような観光地でも観光客の80~90%がスペイン人だった印象(単純に辺りの人々の様子と聞こえてくる言葉からの類推)。まだまだインターナショナルにはかなり遠い穴場で、まわり中からスペイン語が聞けて、楽しいですよ♪ 彼ら、ものすごく声が大きいし、バルなんか入るともう賑やかで賑やかで。夜通し楽しげに飲んで歌って騒いでるしね。
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さてさて、2週間のイースター休暇も終わり、月曜からようやく仕事復帰。ここまで休むと、さあ仕事しようっていう気にもなるものですわ。ドイツはこれから夏休みまでが年度末。明日からのブログはきっと文章少なめのいつものようになる予定。本記事までで書きたかったことを一気に書いてしまったので、あとは普通の旅風景になるかな。その前にデュッセルの様子をちょっと書こうかしら。
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tanpopo

昨日と今日の記事で、ご旅行の詳細を教えていただき、めぎ家のお二人がますます身近に感じられました。どこへ行くか、何を見るか、毎日話し合いながら進めていく様子には、お二人の仲の良さを改めて感じます。一泊3000円のお宿でもなかなか素敵ですね。10万円…うちは人数が多いから、旅費と宿泊費だけで結構飛んじゃいそうです。
旅行とは関係ない話ですが、先ほど深夜のラジオで、倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏の根元からいくつも芽が出て、大きいものでは5cmほどに育っていると言っていましたよ。もうご存知かもしれないと思いましたが、めぎさんにお知らせしたくって…。
by tanpopo (2010-04-12 02:37) 

のの

日本国内でも横浜から北海道行って観光・・となると
10万以上かかりますよね。地図で見ると、ちょっとの距離なのに・・。
昔、若い頃は「地球の歩き方」買って、ユースとか調べて
一人旅計画なんて練ったもんですが、実現せずに終わっちゃいました(^^;)
行き先ですか?もちろんドイツでした。
4のホテルのとこでのめぎさんの対処、とても共感いたします(笑)
火に油を注ぐって・・・(>m<)//
by のの (2010-04-12 05:26) 

どらっち

フランスだと、幼児でも一人とカウントされて、
うちのような5人家族は一部屋じゃ無理なのが
ほとんどなのだけど、スペインやドイツは
どうなんでしょう?
うちのお嬢さん、英語フランス語圏じゃないとイヤとか
言ってるので、フランス側のバスクにいってみたいですね。
雑誌の特集を見てから、ずっと行きたいところなんですよ。

by どらっち (2010-04-12 06:12) 

manamana

トラベルとトラブルは同じ語源だと聞いたような・・・
予想外の出来事や、現地の雰囲気まで楽しむ様子が、
旅そのものですね。
by manamana (2010-04-12 06:37) 

あっち

めぎさんの諦めの良さと我慢強さに拍手!
学生時代、1ヶ月かけてヨーロッパを旅した時のことを思い出しました。スペインにも1週間いたけどその時は確か、1泊1500円くらいのとこに泊って、シャワーが出なかったり言葉がまったく通じなかったり、鍵が閉まらなくて知らない人が夜中に入ってきたりして(部屋間違えただけだった)かなりドキドキしたけど、それもいい思い出です♪

それにしても、ドイツの方って旅行上手ですよね~。勉強になりました。
by あっち (2010-04-12 08:18) 

くっさん。

ネットの写真や評価で選んでも、ガッカリすることもあるから、
予約をしなくて、現地で雰囲気のいいところを探して、直接泊まるのが確実ですね。
海外に居ると、それが当たり前なのに、
日本に居ると、「予約をして行かなきゃ」みたいな感覚になるのが不思議です(^^;
ちょうどGWの旅行の計画をしているので、参考になりました(^^)
by くっさん。 (2010-04-12 08:23) 

YAP

7泊8日で飛行機除いて一人9万円は、けっこう安いと思いました。
少なくとも、日本では難しいですね。
めぎさんの泊まられたホテルは、お安いとは言っても、どれも清潔感があって、良さそうですね。
日本で安いところというと、それなりに覚悟が必要なところが多い気がします。
by YAP (2010-04-12 08:28) 

おじゃまま

見ていると、行きたくなっちゃいました…。
by おじゃまま (2010-04-12 10:24) 

piano

とても参考になりました。
ヨーロッパはパリしか行ったことがないのですが、
結構いいホテルだったのに狭かった記憶があります。
オーストラリアや北米のホテルは安くても部屋は広いですね。
公共交通機関で移動となると、どうしてもロケーションのよさを
優先するのでホテル代が高くなってしまいます(>_<)
車の利用もいいなと思いました。
by piano (2010-04-12 10:31) 

krause

10万円の予算で、このような清潔なホテルに宿泊しながら、7泊8日の旅行ができるとは!とても参考になりました。

昨日は、現地の友人たちは「寒い日だ!」とは言っていましたが、汗をかかずに郊外をチャリツアーができましたので、私にとっては「良い天気」でした^^。
by krause (2010-04-12 10:38) 

もりけん

めぎちゃん、とーっても楽しく読ませていただきました。このブログ、本になるといいなぁ。
by もりけん (2010-04-12 11:26) 

やよい

上手に旅を楽しむお二人の姿 いいなぁと思いながら
読んでおりました。
by やよい (2010-04-12 12:15) 

ひろころ

非常に上手にやりくりされてますね!
宿無しになるのがコワくて現地手配はしたことがありません;;
ニッポンから欧州へ行こうと思うと
航空券とホテル代だけであっさり10万円突破してしまいますねぇ。
かと言って、国内旅行がもの凄く安上がり、という訳でも無いし。
10万コースなら、ゆっくり九州でも巡ってみたいですねー(._.)φ
by ひろころ (2010-04-12 14:26) 

ぽりぽり

自分は6泊目の宿がいいなぁ。 スペインの石畳に赤のヴィッツが似合っていますねぇ。それにしても、めぎ夫妻は、旅のエキスパートですねぇ。
by ぽりぽり (2010-04-12 14:35) 

ちばおハム

とっても楽しかったです。
現地での宿探しってちょっと怖いけど楽しいでしょうね。
私もこんな大人旅行がしてみたいです。

by ちばおハム (2010-04-12 14:37) 

ムク

10万円の旅~♪
こんなふうに楽しまれているのですね。
うーん、どこ行こう?だけどね、1週間の休みがとれないんです(~_~;)
与作はんは、何週間でもいいんだけどね^_^;
ドイツ行きたいっ~~!(^^)!
by ムク (2010-04-12 16:32) 

マリエ

一人10万円なり~の旅、ヨーロッパに住んでいるからこそできる醍醐味ですよね。(^^ )ルン♪ドイツ人さんと仲良く旅をしている様子がうかがえて微笑ましかったです。それにしてもめぎさんの解説はガイドブックより参考になりそう、行かれる方の強い味方になりそうd(^0^)b グッ!それぞれのホテルとってもステキです。やっぱり羨ましいですよ~
by マリエ (2010-04-12 17:02) 

もんとれ

とても懐かしい感覚をおぼえます。当時は情報源が地球の歩き方くらいしかなくて、一泊目はそれを手がかりにしたけれど、旅を続けていくと嗅覚のようなものが発達して、良宿にリンクしていくようになるのが面白かったのでした。表通りと反対に面した部屋を選ぶようにしてたけど、それでも深夜の羽目外しの騒音は凄かった。フランスやスイスは宿代を削った旅は、もろに部屋の質や清潔度に出て侘びしくなるけれど、スペインやポルトガルはまだまだ楽しみの余地がありますね。ブラウザ越しにも楽しめました、ありがとう。
by もんとれ (2010-04-12 17:50) 

あかえび

>5ミリ程度

うーむ、精度が高いね(笑)

あかえびもバイクで貧乏旅だけど、夜の酒代が必要なんだな~^^;
by あかえび (2010-04-12 18:48) 

のび太

写真を見ながら訪れたい気分になりました。
安い旅行ですね。
by のび太 (2010-04-12 20:20) 

ナツパパ

めぎさんの解説が面白く、すみません、大笑いしながら読んじゃいました。
我が家でも、わたしがキレているときは、なぜか妻は冷静です(爆)
by ナツパパ (2010-04-12 21:00) 

李 萬中

ペンシオンPension Amaiurがオサレでいいな。

箱根は下手すると一泊一人25000円だからなあ。
湯河原でボロ宿で射的をやるコースなら10000円であがるけど
それでもここと比べれば高いって感じると思います。

まあドイツ人さんは間違いなく静かに眠れますけどw
by 李 萬中 (2010-04-12 23:45) 

Bonheur

うるさくて明りをつけて本を読みだすドイツ人さん、それに対するめぎさんのくだりに笑!
私も、外がうるさいと気になりますが、最後は眠気に負けます。フランクフルト滞在の時にたまたま外がうるさいホテルに泊まり、寝つかれなかったとき以来、地図と口コミで必ず周辺を確認するようになりました。
お二人でのんびりととてもお上手に旅なさってますね。
私は、一人旅が多いので、ホテル代はある程度かかります。欧州ですと最低一泊2万円は見ます。一人旅安全と快適さのためにその程度は、必要経費と考えています。
一人10万円であれば、3泊4日の国内旅行でも簡単に飛びますね。
無駄遣いは嫌いですが、旅となると、お金は全然惜しくありません。不思議です。私ももうすでに今年に入って国内旅行に何回か行きましたが、夏のスイスにいくらかかるのか・・・ それはかんがえないことにします(笑)
by Bonheur (2010-04-13 21:02) 

テリー

昔は、初めての海外旅行、しかも、新婚旅行でも、現地に着いてからホテルインフォメーションで、ホテルを探して泊まりましたが、今は、ちょっと無理ですね。連れ合いが、いやがりますので。
by テリー (2010-04-13 22:52) 

たいちさん

現地で当日に宿を見つける芸当は、私達には無理ですね。どうしても予約してしまいますね。
by たいちさん (2010-04-14 23:18) 

めぎ

>みなさま
旅の内訳の宿泊編にコメントとniceをありがとうございました。
みなさん、夜中に灯りをつけて本を読んだうちのドイツ人とそれに黙って耐えためぎのくだりがお気に召したようですね~この話、イースター休暇が終わってから学生達にも授業でしました。みんなドイツ人ですから、スペイン人は夜中にとてもうるさいという話に大きく頷き、うるさくて眠れないうちのドイツ人に同情的でしたよ。こういうところに国民性が出るのかな、と面白かったです。
以上の記事でお分かりのように、今回の旅では、全ての宿をその場で自分で見て決めています。ネットを見ても口コミなど載っていないような無名の宿ですが、周辺は十二分に見てから決めています。しかしながら、昼間はとっても閑静なところでも、夜になると豹変するのがスペインです。裏庭側だろうと、繁華街から離れていようと、全然関係ないです。たぶん人里離れた田舎でもうるさいだろうと想像します。うるさくて眠れなかったのは2泊した4番の宿だけじゃなく、5番の高いホテルもそうでした。4番の方は、宿のおばさんが「この部屋は裏側なんで一番静か」とわざわざ教えてくれたんですよ~スペイン人は朝11時頃起きて、コーヒー飲んでちょっと仕事して1時過ぎにお昼を食べながら早くもアルコールを飲み、2時半頃にはシエスタに入り、5時過ぎにようやく起きてまたコーヒーまたはお酒飲んで、夕飯は 9時過ぎ、だいたい10時ぐらいに食べ、子供が寝るのは12~1時頃、大人が寝るのは3時頃です。だから、夜11時頃に寝ようとしたって、まだ子ども達が外で遊んでいる声が聞こえてくるんです。まあこれは、聖週間だったから特にひどかったんでしょうけど。
旅に一人当たり10万円かけられたら・・・それは、お子さんのいる場合はお子さんの分も一人10万円とカウントするわけですから、お子さんが何人もいるとほぼ不可能って感じですよね。でも、そういう夢を見るとしたら、どこで何をしたいでしょうか。または、10万円で一人旅できるとしたら。できるか否かは別として、是非お考えになってみてください。その人それぞれ、全然違う夢があると思います。それはきっとご主人とも奥さんとも子ども達とも違うでしょう。そういう異なる人間同士が一緒に旅をするからこそ、旅に厚みが生まれ、面白いことがいっぱいあるのでしょう。それには煩わしいことも紙一重なんですけどね。それが人間関係というものだとめぎは割り切っています。
めぎは一人旅でも一泊3千円のところに泊まりますし(安全上問題を感じたことは特にないです)、その宿に泊まることを目的とした旅をする場合(ヨーロッパの古城ホテルや由緒ある有名ホテルや日本の温泉など)には一泊3万円払ったこともあります。旅の目的によって、限られた予算をどのように割り振るか、全く異なってきますね。ただヨーロッパの場合、星の多い2万円以上の宿に泊まるよりも、3千円の安宿の方が、本当のヨーロッパの姿を知ることができて断然面白いですよ。でもやっぱり、日本から限られた時間でなかなか来られないヨーロッパにいらっしゃるのなら、場末の面白さより優雅なヨーロッパスタイルを楽しみたいかも知れませんね。
どらっちさんのお尋ねの件、どらっちさんのところにも書きましたが、ドイツやスペインでは子供連れの場合ホテルにはほとんど泊まりません。一週間単位で休暇用別荘やアパートを借ります。多くは浜辺や自然の多いところです。キッチンとリビング付きで、部屋が二つくらいついているところです。バスク地方にも、そういう感じの建物が浜辺にいっぱい建ってましたよ。かなり新しい感じでしたから最近急ピッチで増えているようです。
tanpopoさん、大銀杏の新しい芽のこと、お知らせいただきありがとうございました。ネットでニュース見てみました。若々しい新しい芽、とっても可愛くて素敵ですね。
by めぎ (2010-04-15 05:07) 

rino

まだ若かりし頃、子供がまだいなくて夫と2人旅行の時、マドリッドである日は5つ星で地下にブランドのショッピングアーケードがあるような高級ホテル、そしてある日はひとりそれこそ2000円ぐらいの朝食無しシャワーのみの宿とハシゴしたことがありました・・・って今、そんな忘れていたことを思い出しましたよ。
by rino (2010-04-15 17:56) 

めぎ

>rinoさん
人のブログっていろんなことを思い出すきっかけになりますよね。今はもう2000円じゃなかなか探せなくなりましたよ。
by めぎ (2010-04-16 03:46)