特集12:ヘルゴラント島 [ヘルゴラント]
ヘルゴラント島の高台に登ると、さっきまでいたデューネが!
高波がきたら呑み込まれて砂ごと流されてしまいそう。
もともとデューネとヘルゴラント島は一つの島だった。18世紀はじめに暴風雨によって砂丘が流されてしまい、二つに分断されたそうだ。
そこへ、船がやってきた。
以前ご紹介したように、ヘルゴラント島には大型の船はつけない。それで、小型ボートが迎えに出航!
高台はずっと向こうの突端まで遊歩道が整備されている。
緑と海の取り合わせはなんとなく新鮮。
ここは戦争でイギリス領になったりドイツ領になったりしたところで、軍事基地の痕が所々に見える。
草原にはこんな草花が。
目指すはあちら。
これはLange Anna(背高のっぽのアンナ)と呼ばれているそうだ。
この地層は、2億6千万年前まで遡る。中生代、つまり三畳紀やジュラ紀や白亜紀の堆積物が地殻変動で押し上げられ、潮の干満や波による侵食でこのように出来上がったのだそうだ。
しかし、地層なのか鳥の糞なのか・・・?
海が遠浅なのがよく見える。
アンナさん、こんにちは。
突端まで行くとアンナは恥ずかしがって姿を隠してしまった。
四方八方からお迎えの船が…すごいですね!
アンナさんもすごくきれい。
海のせいで赤茶色がすごく鮮やかに見えます。
それにしても、こんなところに軍事基地跡だなんて、似合わないですね~
by rose (2007-06-23 00:46)
こんばんは~^^
うわっ!すごい地層!
で、こんな断崖絶壁のところに鳥さんたちがいっぱい!
それってその地層のところをカミカミして塩分とかミネラルを補給してるとかではないのでしょうか?ただ、人間が来ない、天敵が来る事ができないところだから、こうたくさんいるのかな~?
by Basti Fantasti (2007-06-23 01:04)
すご~い、海の雄大な眺め、気持ち良さそうですね・・・。デューネって、平坦な島だったんですね。
地層の様子、間近に見ると鮮明にわかりますね~。自然の作用で、こんなに綺麗に残ってるなんて、とっても不思議です・・・。アンナだけ、取り残されたようで淋しそう・・・(i_i)!
by Mimosa (2007-06-23 01:51)
ほぉ~、昔はひとつの島だったんですか!
この地層もすごいですね(^^;
なにか大自然の偉大さを感じます(^^)
あ、小型ボートのお出迎えの写真
なんだかとってもかわいいですね(^^)
by いとお (2007-06-23 03:05)
めぎちゃん、
とってもとっても勉強になります。いろんなことを知ることができていつも面白くてたまりません。
by もりけん (2007-06-23 03:10)
水平線が・・・。
この地層の断崖絶壁は火サスも真っ青ですね。
(今でもやってるのかしら???)
by julliez (2007-06-23 05:00)
>roseさま
お迎えの船の様子、こうやって遠くから見ると面白いですよね。
こういうところがかつては爆撃されたり壊滅したりしたのは、本当に悲しいことですね。
by めぎ (2007-06-23 05:42)
>Basti Fantasti さま
うーん、カミカミしてるの?と聞くのを忘れちゃいました~またいつか行ったら、カモメさんたちに聞いてみますね♪ 地層食べなくてもそこらの餌にミネラルいっぱいのような気もするけど、地層には2億6千万年前からのエキスが凝縮してますしねえ。美味しいのかな。
by めぎ (2007-06-23 05:44)
>Mimosaさま
デューネの平坦さが上から見るとよく分かりますよね。それにしても、ちょっと台風でもきたら水没しそうな平坦さですよね。アンナもどんどん磨り減っていって、いつかなくなってしまいそう・・・
by めぎ (2007-06-23 05:45)
>いとおさま
自然の作り出した景色には、どんな技術を使っても敵いませんね。こういう景色を壊さず、大きな港も作らずに、これからもずーっと小型ボートで頑張っていって欲しいなって思います。
by めぎ (2007-06-23 05:47)
>もりけんさま
面白いといっていただけるのが何より嬉しいです。ありがとうございます!そうそう、鳥さんたちは、こちらが静かにじっとしていれば、あんまり逃げません。と言ってもズーム無しで大きく撮れるほど近づいてくるのはあまりいません。だからズームも使ってますが、そんな凄いのじゃないです。簡単なカメラで撮れる範囲のもので、なんとかやりくりしています。
by めぎ (2007-06-23 05:51)
>julliezさま
今でもやっているんでしょうかね?どうなんでしょう??ここの断崖絶壁も一度ロケして欲しいものですね。
by めぎ (2007-06-23 05:53)
わー、素敵!自然を満喫ですね!
by etsukonoheya (2007-06-23 07:20)
緑と海の取り合わせの写真は北海道の礼文島によくにています。不思議なかんじがしますね。海岸断層がはっきりしていてすごいですね。そこに鳥がいっぱいとまっているのがおもしろく思います。ロウソク岩の名前がアンナさんなんですね。おもしろく名前をつけるのですね。
by ada (2007-06-23 07:28)
>Etsukoさま
とってもステキなところでした!海が青くて吸い込まれそうでした。
by めぎ (2007-06-23 07:55)
>adaさま
礼文島にはまだいったことがなくて、とても残念です。海外まで行かなくても、日本にも素晴らしい景色がたくさんあるのですよね。どの崖にも鳥がたくさんいました。こんな狭いぎざぎざのところにとまっているのって、面白いですよね。
by めぎ (2007-06-23 07:57)
自然、便利にと言って簡単に壊します。
このままに残す努力は、大変ですが、しっかり守っています。
すごいですね。
by laf (2007-06-23 08:31)
自然の彫刻は凄いなぁ(ホント)!
大型船を迎えにいく小船の図、
まるで警備隊に囲まれた海賊船のよう?(笑)
by (2007-06-23 08:59)
北の島って感じがしますねぇ~。本当に北海道周辺の離島に雰囲気が似ていますよね。ナンナは、地続きだったのでしょうか?面白い地層です。日本人がなかなか行ける島ではないですから貴重な写真だぁ~。
by ぽりぽり (2007-06-23 09:01)
船を迎えに出る小船たち、そしてそれを見つめる人々
何だかとってもいい雰囲気ですね。
アンナさん、そういうことだったんですね。
地球の歴史が良く分かる島ですね。
潮はかなり引いている?
by とよっち (2007-06-23 09:06)
すごい地層ですね!アンナさんすごい。自然の力に圧倒されます。
by newyork (2007-06-23 09:20)
地層のはっきりした断崖絶壁って見るの大好きです。
あそこはいつ頃だったんだろうとか思ったりするのが楽しい。
デューネ、あんなにペッタンコの島だったんですね。
なくならないといいなぁ。
by しみ (2007-06-23 10:36)
小船が船に向かっていく様子、追い込み漁みたいですね^^
それにしてもスゴイ地層ですね。
白いお花は何の花なんでしょう?
最後の写真は宮崎の鬼の洗濯岩のようです~
by miffy (2007-06-23 11:30)
砂漠から一転、緑の大地だ・・・ と思ったらかなりな崖。 2時間ドラマの女王と帝王が見当たらないんですが・・・
by くるにあ (2007-06-23 11:59)
ダイナミックな風景ですね。
アンナさん、ネーミングが面白いです。
by MOCOMOCO (2007-06-23 13:12)
すごい断崖絶壁ですね。
先に立ったら、よからぬ世界へ吸い込まれていきそうな。
大型船のお客さんを迎えに行く小型ボートの群れがおもしろいですね。
by YAP (2007-06-23 14:01)
♪出~遭い~は~
おーく千万の~
ジュラ騒~ぎ~
え?これもダメ?
by リス太郎 (2007-06-23 14:22)
ヘルゴラント島、綺麗な所ですね、
めぎさんのコメントを読みながら写真を見ていると
一緒に旅行している気分です、
有難うございます。
by wakatate (2007-06-23 17:04)
>lafさま
本の少し前までは、日本の生活は見事に自然と調和し、ヨーロッパの方が自然は人間がコントロールするもの、というイメージだったのです。それが、最近は、反対になってきているように感じられます。
by めぎ (2007-06-23 18:02)
>コールドターキー様
それじゃあ警備隊が弱すぎません?この小型ボートじゃ海賊に全然太刀打ちできそうにないですよね~ でも、そのイメージ面白い♪
by めぎ (2007-06-23 18:04)
>ぽりぽりさま
特に何もないので、日本人がわざわざ船で2時間もかけて行くところじゃないんでしょうね。以前はゴルフの打ちっぱなしがあったとかって聞きましたが、見当たりませんでした。ゴルフバック持っている人も全く見かけませんでしたし。
by めぎ (2007-06-23 18:06)
>とよっちさま
この時間、潮はかなり引いてました。海の中からときどき岩場がのぞいていて、カモメがそこにもたくさんとまっていました。それも写したんですけど、写りがイマイチで載せられませんでした。
by めぎ (2007-06-23 18:08)
>newyorkさま
世界には今も、そして意外と身近にも、秘境っぽい所があるんだなあって感じました。と言っても、ここまでリゾート化されると秘境では全然無いですけど。
by めぎ (2007-06-23 18:09)
>しみさま
アザラシやミヤコドリたちの住処がずっと残ってくれたらいいなあ、と私も感じました。砂丘を流してしまうほどの暴風雨、想像すると怖いですね。
by めぎ (2007-06-23 18:10)
>miffyさま
このお花がなんと言うのか、私たちにも分からないのです・・・どうも芽キャベツの仲間じゃないか、と思ったんですけど、定かじゃありません。
by めぎ (2007-06-23 18:12)
>くるにあさま
女王と帝王には、ここまで上がってこないで、下界で過ごしていただきたいところですね。
by めぎ (2007-06-23 18:13)
>MOCOMOCOさま
遊歩道が完備されているので、まるっきりの自然という感じではなかったですが、この断崖がそばで見られたのはなかなかの感動でした。
by めぎ (2007-06-23 18:14)
>YAPさま
断崖に立ったら、鳥に心を吸い込まれ、アンナがドラゴンに変身して呑み込まれます・・・などと、想像しちゃいました。
by めぎ (2007-06-23 18:16)
>リス太郎様
今日はなかなか冴えてますね~♪
ゆゆちゃんのところのシモの句もよかったですよん♪
ね、ゆゆちゃんもそう思うでしょ?
by めぎ (2007-06-23 18:17)
>wakatateさま
一緒に旅行している気分になっていただけるのは大変嬉しいです。日本からは遠過ぎてなかなか行けないところでしょうから、雰囲気を少しでもお伝えできればと思っています。
by めぎ (2007-06-23 18:18)
デューネって、あんなだったんですか〜。
Lange Annaは地層マニアにはたまらない造形ですねぇぇーー!!
by ふくちょ〜 (2007-06-23 20:01)
ドイツの海、いいですね。今度行ってみたいです!東ドイツの街が、東西併合後にどんどん縮小化していくのを、日本ではなぜか英語で(Shrunken townー正確ではありません)らしき表現をしているらしいのですが、ドイツ語では実際どのように表現されているのでしょうか。
by krause (2007-06-23 20:38)
う〜ん、ここはどこ?(笑)
いろいろ勉強になります。
日本的ではない光景に胸が躍りました。
by berry (2007-06-23 20:50)
めぎさん お久しぶりです。
長編のシリーズが組まれていたのですね。
読み応えがありそうです^^
Lange Anna(背高のっぽのアンナ)・・・絶景ですね。
by sky (2007-06-23 21:47)
>ふくちょ~さま
デューネってぺったんこでしょう。すぐ横にはこんな立派な地層の崖があるのに、不思議ですね。
by めぎ (2007-06-24 04:34)
>Krauseさま
ぜひ、バイエルン以外のドイツにも足を延ばしてくださいね。東ドイツの縮小化については、よくテーマになってディスカッションされてますが、特に決まった単語はありません。Shrunken townと言う言葉はこの状況をまさに的確に言い当てていますね。
by めぎ (2007-06-24 04:39)
>berryさま
ここはですね、北海の小さな島です。北海道の離島と少し似ていると皆さんが仰ってますから、北の島特有の景色なのかもしれませんね。
by めぎ (2007-06-24 04:41)
>dragons1999さま
久々のご訪問並びにコメントありがとうございます。2週間前に4日間ほど旅行をしまして、そこがちょっと珍しいところだったものですから、ゆっくりとご紹介してます。またよろしかったら見に来てくださいね。
by めぎ (2007-06-24 04:42)
すごい地形ですねー。
素潜りで遊べそうなとこかなあ?
by たろちぅ (2007-06-24 05:39)
>たろちぅさま
潜っている人は見かけなかったなあ。でも、素潜りできると思いますよ。ただ、くらげがいますけど。ヨットを楽しむ人が多いところですが、海水浴をしている人もいました。
by めぎ (2007-06-24 06:23)
こんばんは!
鳥たちは、あんな狭い場所に仲良くとまれるのですね!
糞の可能性が高そう(^^)
by くっさん。 (2007-06-25 21:26)
>くっさん。さま
随分狭いところにぎゅうぎゅうでとまってますよね。縄張り争いってないのかしら。
by めぎ (2007-06-26 02:58)