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新しい携帯 [文化の違い]

私はドイツに住んで5年目になるのだが、その間に携帯を3回買い換えた。
最初に買った携帯はプリペイド式で、これなに?と思うようなちゃっちーの。それでも126ユーロもした。日本のカッコいい携帯に慣れていた私には、ちょっとショック。もちろん写真も取れないし、カラーでさえない。
でも、私の小さな手にぴったりのサイズで、結構愛用した。
SMSという携帯メールをドイツ語で打って、ドイツ人の友達と会う約束なんかをして、それでドイツ語の日常表現をいっぱい覚えたなあ。今の相方と出会って、Ich vermisse dich.なんていうSMSのやり取りをしたのも、いい思い出だ。
しかし、プリペイドっていちいちカード買って補充しなくちゃならず、めんどくさい。日曜日ってドイツはお店休みだし、平日も8時以降は軒並み閉まってしまう。カードを求めて開いているキオスクを捜し歩いたことも。
2年経ったときに、もうしばらくはドイツにいることだし、と考えて携帯電話会社と契約を結んだ。プリペイドの電話番号をそのまま引き継いでもらい、そのときに機種変更も。新契約ってことで、当時150ユーロくらいで売られていた機種が1ユーロ。スライド式で、結構カッコイイな、と気に入っていた。音が、日本の携帯の素晴らしいサウンドや着うたとまで行かずとも、優しくて綺麗なトーンだったのがよかったかな。写真も取れるし、やっとカラー!
それからまた2年。電話会社から、もう2年契約を延ばすことを条件に1ユーロで買ったのが、三つ目の携帯。やっぱり150ユーロ位するようだ。写真なんかは前のと比べて質がぐーっといいし、持った感じも悪くないのだが、着メロが!なに、この電子音。日本の10年前の携帯みたい。一応着メロのダウンロードもやってみたけど、イマイチ。
この手のモノは、日本がやっぱり最先端だな~

06.08.02.-8.JPG

それにしても、ドイツ人は、着メロなどに興味が無いのか?電話できさえすればいいのだろうか。電車の中でも、無機質音が鳴ることって実に多いし。
そうそう、電車の中でのマナーモードのルールって、ドイツには特に無い。だいたい、車内放送がほとんど無いから、マナーモードにしてください、なんてアナウンスが入ることってあり得ない。ICE(日本の新幹線に相当)みたいな長距離列車の場合は携帯電話禁止車両が有るけど、それは禁煙車両と同じような考え方に基づき、したい人はこちらへ、嫌な人はこちらへ、とハッキリしていて簡単だ。いちいち、人にマナーを促すより、きっぱり分けちゃった方がいいかもしれない。少なくとも、日本へ帰国するたびにうんざりするあのひっきりなしの車内放送が減り、その分静かに電車に乗っていられるのでは。


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